他球場で行われている試合中、バリー・ボンズがハンク・アーロンの記録に並んだとの速報がスクリーンに映し出されたのである。
遠く離れた日本ではボンズの悪名というか、不人気というものはTVやネットからのみで、あまり実感することはないが、これほどとは恐れ入った。完全に観客が一体となったブーイングは初めてだったからな。
なんで突然こんなことを思ったかというと、昨日ボンズの756号記念ボールが、※マーク(注釈、つまり参考記録という意味)付きで野球殿堂に寄付されるという報道を聞いたからである。
しかし、この件に関してはウンザリするほど不毛な議論が続いている。「あれは記録とみなすか、みなさないべきか。」
個人的な見解としては、しばらくは放置し、静観すべきと思う。この不毛な議論はそう長くは続かないと思うからだ。なぜならA・ロッドが5年のうちにあっさりと記録を抜き去るからである。
というか、そう願っている。
しかし俺の最近大好きなこのネタはアメリカではジョークとしては通用しないかも知れないな。