ひょんなことから先日、我が草野球チームのロゴを作って欲しいと先輩より依頼を受けた。 そこで今回製作を依頼する秘密捜査官とブレインストーミングを開始。
そんな時はまずこのウェブサイト。古今東西のスポーツチームのロゴやユニフォームの変遷が網羅されているので要チェケラ。
野球だけでなく、スポーツを語る上でユニフォームやロゴの存在は切っても切れない関係にある。ユニフォームやロゴのデザインについて先日も少々言及したが、非常に興味深い分野である。
世界一有名なロゴと言えば恐らくこれ。元々はNY市警の名誉勲章用に、あのティファニーがデザインしたものをヤンキースのロゴに流用したのはあまりにも有名なハナシ。
何かこのロゴを見ると、黄門様の印籠のような、「ハハッー参りましたっ」というような感じになる。
ある意味無敵である。
しかし個人的には同じNYを本拠地にするメッツのこちらも好きである。ヤンキースのシンプルなロゴに対し、こちらはニューヨークの町並みを背景に、かつてそこに根付いていたジャイアンツ(のオレンジ)とドジャース(のブルー)のチームカラーを配し、都会的なイメージの中にも強いメッセージを感じることができる秀逸なデザイン。
これはミネソタ・ツインズのロゴだが、何故TとCなのか?これはツインズの本拠地が「セントポール」と「ミネアポリス」という姉妹都市に属している為、「Twin City」の略、その頭文字を取っただけ。だからチーム名もツインズなのは言うまでも無い。
はて、これは?サンディエゴ・パドレスの迷彩バージョン。サンディエゴはファイタータウンと呼ばれるくらい、全米でも屈指の基地の街である(特に海軍)。ということで年に数回パドレスの選手は米軍に対する表敬の意を込めて、迷彩柄のユニフォームを身にまとってプレーをするのだ。
マニアの間では話題の一品。これにはハニカミ王子もビックリだろう。
ここからは旧ロゴで気になったものをいくつか。
これは1960年代のシンシナティ・レッズのロゴ。脱力系である。レトロなキャップ、襟付きのユニフォーム、ちょこっと出てる腹が愛おしい。
こちらも60年代のアトランタ・ブレーブスのロゴ。ネイティブ・アメリカンを模したものだが、その屈託の無い笑顔に反して、ちょっとリアルすぎてコワい。まあ、こんなのもロゴと言うのだろう。
しかしコワいと言えばこれ。どこのロゴだか一瞬分からないが、これは50年代のボストン・レッドソックス。アゴがすごいことになっている。夢に出てきそうなくらい不気味だが、このロゴが約10年間も生きながらえたのが逆にすごい。
しかし魅力的なロゴの宝庫は、マイナーリーグの方。次回は気に入ったロゴを取り上げつつ、話をして行きたい。
ちなみに我が草野球チームのロゴは今週末には完成する予定。今からお披露目するのが待ち遠しい。
2 件のコメント:
こ これは興味深いよデカ。
うーん。面白い。さすがデカ。
特に最後のNHK教育の夕方枠で子供が製作しそうな出来具合の若干ホラーなロゴが堪らない。
個人的にはレッズのロゴがいい。あのチームロゴTが欲しいくらいだ。
にっこりテリー
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