2008年3月9日日曜日

3分でわかるMLB今年の展望(アメリカン・リーグ編)

オープン戦も佳境に入ってきて、いよいよ開幕かという今日この頃だが、どうしても日本に入ってくるメジャーの情報は日本人選手中心の話題になってしまうため、木を見て森を見ず的な状況に陥ってしまう。



そこで今日は今シーズンのメジャーリーグの見所を独断の視点で簡単に説明してきたい。



今年の特徴は『補強に注力・成功したチーム』、逆に『主力を放出してしまったチーム』の二極化が凄まじい。これを念頭に置いて、話しを進めて行きたい。



故に、見所のあるチーム、無いチームのどちらかという簡単なハナシ。


 
【1】東地区

レッドソックス◎
ヤンキース○
ブルージェイズ△
オリオールズ×
レイズ×



レッドソックスは昨年のメンバーとほぼ変わらず磐石。松坂が勝率を上げ、オルティス、ラミレスが復調したら末恐ろしい。懸案材料はシリングの怪我くらい。今年もパペルボンダンスが見れそうだ。



ヤンキースは世代交代が進む中、ぺティット、ムシーナ、王健民が仕事をし、チェンバレンやヒューズといった若手がブレイクすればチャンスあるかも。最近暗い松井(秀)や、井川の復調も当然カギ。



オリオールズはテハダ、ベダードといった投打の看板選手を放出、下手したらレイズより下かも。当のレイズは名前もユニフォームも一新し、指定席の最下位を抜け出すチャンス。尚、今だに「デビルレイズ」と呼んでる人がいたら、皆さんも通ぶって注意しよう。



【2】西地区

エンジェルス◎
マリナーズ○
アスレチックス×
レンジャース×



最近まで最激戦区と呼ばれていた地区の今年は戦力の差が歴然。エンジェルスは前ツインズの大黒柱トリー・ハンターと、前ホワイトソックス右のエース、ジョン・ガーランドを獲得。悔しいが強い。



マリナーズはベダードが働き、若手が結果を残せばなんとか戦えそう。せめてこの地区で高勝率を残し、最低でもワイルドカードは取りたい。



主力を放出しきったアスレチックスにかつての面影は無く、レンジャースも特にコメントは無し。




【3】中地区

タイガース◎
インディアンス○
ホワイトソックス△
ツインズ×
ロイヤルズ×



むしろ近年の最激戦区はココ。ロイヤルズ以外の4チームが、過去5年間に入れ替わり立ち代りポストシーズンに進出、結果を残している。



ツインズは、ご存知HRキャッチャーのトリー・ハンターと、球界の至宝ヨハン・サンタナを一気に放出。厳しい。



ホワイトソックスは贔屓目に見て何とか応援したいが、右のエース、ガーランドの放出も響き、若干劣るか…それでもA'sからスウィッシャーを獲得し、チャンスはある。と願いたい。



インディアンスは昨年の勢いそのままに、ほとんどメンバーも変わらず期待大。しかし元祖ツーブロック守護神、小林雅がコケると踏んでるデカは若干心配。



しかししかし、何と言っても今年の注目はタイガース、これはまた後日ゆっくり話そう。

2 件のコメント:

  1. いばんろどりげす、まだデトロイトにいんの?クリーブランドがどういう基準で日本人投手を獲得しているのかがすこぶる疑問です。

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  2. 小林雅に、多田野、石橋貴明。

    おっとそれは映画メジャーリーグの中の話でした。

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