2008年11月16日日曜日

危機感

野暮用もあり、閑古鳥が鳴く東京ドームに行ってきた。




最終的にはライオンズの頭脳こと、T・佐藤さんのサヨナラタイムリーにより、日本チームのV4でアジアシリーズは幕を閉じた。






























各種報道の通り、来季以降存続すら危ぶまれている本大会だが、個人的に思ったことがある。




そもそも3年間タイトルスポンサーを務めていた某ゲームソフトメーカーが協賛を急遽撤退したおかげで、イベントの運営費はもとより、TVCMの出稿がなくなったことから中継すらなくなってしまった。


















気づいたら始まり、気づいたら終わっているというお寒い現状。




当初バックアップしていた読売新聞も今年から撤退し、興行的にもアテにされてた巨人も未だに大会にすら出場できていない始末。




毎年日本シリーズの激闘を終えたばかりのチームは満身創痍で、決まって主力メンバーを欠くラインナップ。




5万人収容可能な東京ドームで観客動員はMAXでも数千人規模。ケーブルテレビで観戦していたところ、中国対台湾なんぞ、数百人規模だろう。




「格下の野球後進国の代表チームになんて勝って当たり前」という日本の野球ファンやメディアの意識が本大会の価値を押し下げていると思う。




しかしながら本大会、台湾や韓国ではかなりの注目を集めているそうだ。台湾で独占的に大会を全試合生中継しているVideo Landという局によると、昨年の視聴率は50%を超えていたそう。恐らく決勝進出を果たした今年はもっと高いレートを叩き出すに違いない。




事実、ガラガラの東京ドームでも、台湾の応援団は異様なほどハイテンションだった。ほんとに皆一生懸命応援しているのだ。特に脱力系のマスコットと超美形揃いのチアガールたちには思わず釘付けとなってしまった。






























「打倒日本」に燃える韓国も同様との報告が上がってきている。




前回のWBC予選や、北京五輪、今回のSKのチーム力、を例に挙げるなら既に韓国は日本と互角、特に国際試合ではそれ以上の力を発揮している。




相手がアメリカやキューバとなると必死に応援する日本人も、どうもアジア勢相手には”慢心”があるのではと個人的に危機感を募らせている。




約4ヵ月後には同じ舞台・東京ドームでWBCのアジア予選がスタートするが、日本国中を包んでいるこの”ユルい空気”が仇とならねばいいのだが・・・




オフの間はストーブリーグの話題なんかもあるだろうが、原点に返り、再びボールパークの魅力についてダラダラと語っていきたいと考えている。

2 件のコメント:

  1. デカさん。
    お久しぶりです。さて、神宮も初戦を突破し、明日準決勝。明後日は仕事の関係上お休みをもらえることになったので、決勝まで行けば応援に行けます。
    高校生にとってはおまけかもしれないですが、何か一つでもタイトルが欲しいですね。

    しかし強すぎだな。。。

    返信削除
  2. らびちゃん、お久しぶりです。
    いよいよ決勝ですね。てか2番手or3番手のピッチャーが全国大会の準決勝で完封するとは、強すぎです。自分は一端のサラリーマンなので、平日はシコシコ働いてますが、応援宜しくお願いします!!

    返信削除