2009年11月5日木曜日

野球場の華

たまたまチケットが手に入ったので、久々に東京ドームに行ってきた。                                                                                         

日本シリーズ第4戦。                                                                                                                  

前回の東京ドームは3月のWBC予選だったから、何気に今年初の生・巨人である。                                                                                 

試合はほぼ日ハムのワンサイドで、どうでもいい内容だったが、何かこの屋根付き、人工芝、無機質で味気ない東京ドームという”ハコ”に、何かいいところはないかと、昨日はあたりをキョロキョロしていた。                                                                                                                                                                                              

あった。                                                             

 

                                                                                                       

                                                                                                             

                                                                

                               

ビールの売り子である。                                                                                                                  

自分がオジサンになっただけなのか、売り子の女の子のレベルがアップしたのか、分からないが、みな可愛くて、重いタンクを担いで一生懸命である。                                                                                                                                                                  

このホスピタリティは甲子園にも、米国にも、ない。                                                                                                

売り子といえばつい若い女の子を想像してしまうが、甲子園は結構男性の割合も高いし、メジャーリーグに至っては、ほとんど全員男性というか、おっさんである。                                                                                             

ピーナッツの袋を背面投げしたりとか、パフォーマンスは目を見張るものがあるが、やはりビールは可愛い子から買いたいと言うのが、男性の心理であろう。                                                                                                

 

東京ドームの場合、「25歳以下の女性」という応募規定があるらしいが(表ざたになってるかは不明)、そんなのアメリカだったら人権団体とか騒いで大変だよね。                                                                                                                                                                                           

でも、確かにおばさんとかはいないから、実際あるんだろうね、そういうの。                                                                                    

彼女たちのバイト代は、基本給+インセンティブで、一杯売るごとに数十円が懐に入ってくるというシクミ。                                                                                                                                                                                                  

客もタイミング良い”振り”をしながら、気に入った子が来るのを待ち、思わず買ってしまう。                                                                              

なんでも、ソフトドリンクやアイスや弁当やウイスキーは、まだまだ下っ端らしく、ビールを売れるまでには下積みが必要らしい。                                                                                                                   

いわばビール売りは花形なのだろう。(この話はほんとだろうか。)                                                                                        

 

学生時代に巨人戦を見に行ったら、たまたま中学の同級生の女の子が売り子をしてた時は、びっくりしたが、ちょっぴり嬉しかったな。                                                                                                           

その子は日本酒を売っていたけど。                                                                                                                               

結局ビール売りまで上り詰めることが出来たのかは、いつかあった時に聞いてみよう。

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