”メトロポリタンズ”の略。都会人、都会的な、みたいな感じ。実は1800年代にもニューヨーク・メトロポリタンズという野球チームが実在していたらしい。ニューヨークからジャイアンツが、ブルックリンからドジャースが去った後、NYに再び復活した野球チームにこの名称を受け継いだ。チーム自体には全然興味ないけど、ココのロゴは秀逸だと思う。
『フィラデルフィア・フィリーズ』
フィリーは、フィラデルフィアの通称。またはフィラデルフィアの人。まんま。
『ワシントン・ナショナルズ』
これもかつて1800年代にDCに存在したナショナル・ベースボール・クラブに由縁している。エクスポズが消滅し、モントリオールから移転してきた際に再び命名される。
『フロリダ・マーリンズ』
Marlinとはマカジキのこと。ヘミングウェイが晩年暮らしたキー・ウエストが舞台となった『老人と海』にマカジキが勇猛な魚として登場することから。しかし、マーリンズ、マリーンズ、マリナーズと混同するね。尚、2012年には本拠地移転に伴い、”マイアミ・マーリンズ”と呼び名が変わる模様。
『ピッツバーグ・パイレーツ』
1800年代に起こったリーグ編成のどさくさにまぎれて、他チームから有望選手を引っこ抜いて、略奪したのがもとで、海賊行為、略奪者というニックネームが定着する。そーゆう意味ではは巨人も”読売パイレーツ”だな。
『シンシナティ・レッズ』
レッドストッキングスから。その後チームの大半がボストンに流れ、今のレッドソックスを形成する。赤い靴下はボストンでも受け継がれた。
『アトランタ・ブレーブス』
ネイティブアメリカン(インディアン)の首領と交流のあったオーナーが命名。勇敢な人=インディアンの戦士というニュアンスらしい。
『シカゴ・カブス』
CUBとはライオンとか狼とかの野獣の子の総称だが、ココでは小熊のこと。ロゴを見ればおわかりだろう。球団創設当初、他チームから選手を引き抜かれ、若者しか残らなかったチームを見て、当時の新聞記者がCUBS(子供たち)と名付けたと言われている。尚、CUBには「見習い・新米」という意味もあるのだ。
『ミルウォーキー・ブリュワーズ』
ビールの街だから。醸造所。ブリューワー。ロゴにも麦。
『ヒューストン・アストロズ』
地元が宇宙産業が盛んだから。ちなみにNBAのロケッツもNASAにちなんでと行きたいところだが、こっちは元々はサンディエゴから移籍してきた外様チームで、サンディエゴ時代からロケッツを名乗っていた。ということで関係無いので知ったかぶらないように注意されたい。
『セントルイス・カージナルス』
州鳥であるCardinal=ショウジョウコウカンチョウから。深紅のユニフォームとカケて。
『コロラド・ロッキーズ』
ロッキー山脈から。
『アリゾナ・ダイヤモンドバックス』
アリゾナに生息する、Diamondback=ダイヤガラガラヘビから。
『ロサンゼルス・ドジャース』
ブルックリン時代の”トロリー・ドジャー”から。参照
『サンフランシスコ・ジャイアンツ』
こちらもNY時代のニックネームからそのまま拝借。参照
『サンディエゴ・パドレス』
Padreはスペイン語で神父。かつてスペインからやってきた宣教師団がサンディエゴから布教活動を始めたことに由来。マスコットも修道士。
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