シェイ・スタジアムは築40年以上をむかえ、多分当時としては近代的だったんだろうなぁと思わせる外観に、同じく当時大流行した”クッキーカッター”式の大型スタジアム。
すぐ近くにはラ・ガーディア空港があり、忙しく行きかう飛行機の騒音は試合中もひっきりなし。コンコースは薄暗く、観客席や手すりも至る所が傷み、さびていたり。そこら辺のウェブサイトやガイドブックを見てもこの球場を賞賛している意見はあまり見かけない。




「伝統は引き継ぎ、設備は最新鋭」
まさにHOKの十八番である。
特に球場正面は1920年代の先代スタジアム建設当時の形状を再現しており、オールドファンにはたまらない演出といえるだろう。
観客席の幅は広げられ、その分座席数は若干減る模様。現役のショボイ映像設備は相当グレードアップされ、エンターテインメント性が格段に向上するはず。
スイートルームや、バー、レストランの数も増え、観戦方法も多様化する。
最近他球場に見受けられる奇をてらった演出や、小細工は無いものの、”正統派”オトナの球場が完成するに違いない。大御所HOK渾身の傑作に今からワクワクを禁じえない。
例えば11年間続いたヤンキースとアディダスのパートナーシップも今季で終了し(させられ)、来季の新スタジアム以降はナイキがそれに取って代わる予定。恐るべし・・・
次回はクイーンズの雄、シェイスタジアム。
強いて言えば外野左中間にあるモニュメントパークがそれに当たるか。ルース、ゲーリック、ディマジオ等、数々のレジェンドにお目にかかれる。これこそヤンキースだけがなせる技。個性というか特権。

他の名物と言えば、試合後に流れるシナトラの♪New York New York♪と、グランド整備のおじさんのYMCA。あとはMLB一価格が高いが特に旨い訳ではないビールとホットドッグ(by Nathans)くらいか。
そうは言っても、一般的には世界一人気のある野球チームの世界一有名な球場ということで、全米中・世界中から訪れるファンや観光客にとって憧れの地であることは間違いない。
同様に地元ファンやメディアのテンションは常に高く(つまり過激)、単に”野球観戦”というだけではなく”ホンモノのメジャーリーグの空気に触れる”と言う意味では最も適した場所なのかも。
個人的に印象的だったのは駅から球場まで続く高架下に並ぶスポーツバーやヤンキースグッズの店の数。オフィシャルっぽいものから、パチモノっぽいアイテムまで圧巻の品揃え。

いずれにせよ、無くなる前に(今シーズン中に)一度は訪問されておいたほうが良いかもしれない。でないとまだ見ぬ「新ヤンキー・スタジアム」との違いが分からないまま一生を終えることになってしまう。
メンツ的には一時期よりはスター性にかけるラインナップかもしれないが、生で見れば決して損した気分にはならないのでは。
次回は新ヤンキー・スタジアムについて。続く。。。







