最近は野球とともに生活しているデカでさえ、話題について行けそうに無いくらい多くの出来事が起きている。MLBのプレーオフもスタートし、プロ野球では巨人の優勝、セ・パともに順位が決まり、注目の高校生ドラフトを経て、来週から意味不明なプレーオフもスタートする。
これだけネタが転がっている中、落合監督の坊主について言及したいところだったが、今日のお題はめいめいけん、命名権、そうネーミングライツのことだ。
人知れず今日のパ・リーグ公式戦を最後に仙台の『フルキャスト・スタジアム』という名称が消滅する。
これはフルキャスト社の先の業務停止が契約延長撤回の主な要因となったことだが、ファンの間ではせっかく慣れ親しんだ呼び名に別れを惜しむ声が多かったようだ。
どうも日米ではネーミングライツに対する考え方は違うようで、日本の場合はどうしても付け焼刃的な感が否めない。
そもそも日本では契約のスパンが短いため(一般的には3~5年)、愛称が定着したころに名前が変わってしまうなんてことがよくある。最近のインボイス・ドームがいい例だが、グッドウィル・ドームになったと思ったらコムスンが不祥事を起こすし、まだ名前は変わってないが、あれも近い将来変わるかもな。
それに対し、アメリカの事例を見ると20年~30年契約というのがザラなのである。(もちろんアメリカでも企業の不祥事や、買収・合併などの営業で名前が変わってしまうこともある・・・エンロン・フィールドや、アメリクエスト・フィールドなど良い例だが。)
ご存知、このネーミングライツというビジネスは90年代初めからアメリカを中心に活発化してきたが、原因の一つはMLBの新球場建設ラッシュに起因している。。。
続く。
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