2007年10月16日火曜日

中継味くらべ

いやー、日米ともに手に汗握る試合が連日行われている。当然、午前中はリーグチャンピョンシップ、夜はクライマックスシリーズ(長いから以下CS)観戦という生活がここ最近続いている。


今日の松坂は久々に球が走っていたように見えたが、ロフトンに被弾し、その後KO。



無念。



さて、日米のプレーオフのTV中継を見比べると面白い事実に気づく。


  




広告の数である。


上の写真は札幌ドームの映像だが、広告の多さに圧倒される。年間契約の常設看板が3つ、プレーオフ限定の回転看板がイニング毎にコロコロ入れ替わり、さらにその上にはパ・リーグCS冠スポンサーのヨドバシの看板が。


ただでさえ節操がないのに、ビックカメラの上にヨドバシカメラとは輪をかけて節操がない。




一方、下の写真はフェンウェイ・パークの映像だが、意外とスッキリしてる。しかし看板にはパワフルメジャーリーグの広告が。アメリカ人は日本語読めないじゃん、なんて心配をよそに、これはコンピューターグラフィックスで合成した日本限定配信の広告だ。


アメリカ向け中継にはアメリカの広告主に、南米向け中継には南米の広告主に、ヨーロッパ向け中継にはヨーロッパの広告主に、それぞれ販売し、画像を加工して映像配信している。


つまり一度の試合で4度オイシイと言うわけだ。意外と賢いアメリカ人。


でも手間とコストを考えれば、やっぱり日本流も悪くないか。


要は何が言いたいかというと、日本中、世界中が注目を集める重要な試合には、大きな露出効果を狙って日本人もアメリカ人もせっせと知恵を絞っているのである。


何てことを考えながら野球を見るのも、また面白いのである。

1 件のコメント:

  1. 野村ビジョンで相当面白かった。
    「変化球でワンバンを放れ」
    なんて考え方があることに、検事、スゲエと思った。
    里崎は本当に面白いバッターだね。AKB歩いてたら完全にソッチの人みたいなのに、素晴らしいアスリートだわ。

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