2007年10月14日日曜日

言い訳

しばらくぶりの更新となってしまった・・・


言い訳になってしまうが、ここ1、2週間は野球界にとって最も慌ただしい時期なのである。


プロ野球、メジャーリーグともにプレーオフが行われており、どこのチームが勝ち上がってくるか分からないので、捜査も膨大な量の準備が必要になる。


野球界やそれに関わるビジネスも同様で、クライマックスシリーズ開幕前のプロ野球を例に取ると、チケットはセ・パ合わせて6球団分用意しなければならず、結局勝敗によってそのほとんどが役に立たない(対戦が実現しない限り)。


イベント協賛や広告の営業も、どこの球場で試合が行われるかギリギリまで分からない為、準備は今までの3倍の手間がかかる。どこの球場で試合があっても良いように、全ての球場でそれぞれ準備を行うからだ。


それでもクライアント(協賛企業)は対戦カードがわからない試合にお金を出すことを渋るので、ギリギリまで結論を延ばされ、結果的に準備がどんどん遅れてしまう。


例えば日本シリーズへの協賛を考えた場合、候補である6チームのうち(巨人、中日、阪神、日ハム、ロッテ、ソフトバンク)、巨人vsソフトバンクなんてことになれば話題性があり、マスコミへの露出も大きく期待できるが、正直中日vsロッテなんてことになったら、マスコミの扱いもお寒い内容の日本シリーズとなるだろう。


TV中継のエリアや本数の厚みも対戦によって変わってくるので、そのイベント自体の価値(つまり金額)を事前に測定・設定しにくい。 以前ならシーズン終盤には大方ペナントレースの結果が読めてきて、準備は事前に進めることができたのだが。


ファンをシーズン最後まで飽きさせないように始まったプレーオフというシステムも、裏方には非常にキツイ仕事を課すわけだ。まあ、そもそも野球人気が上がることがみんなの共通の目的と考えるのであれば、よしとしなければならないのかも知れないが。


ただしクライマックスシリーズの位置づけや、トーナメントの内容には今だに疑問を感じている。巨人が久々にシーズン優勝したにも関わらず、巨人ファンが心から喜べなかったのはクライマックスシリーズの存在があったからだ。


そもそも一番疑問なのはクライマックスシリーズという訳のわからない名前だ。普通に「プレーオフ」で良いじゃないか。来年以降は勝ち上がるための必用勝利数や(第1ステージの2勝戦勝はあまりにも短すぎる)、またシーズンの順位をもう少し反映させる形をとるなど、改良を加えていってもらいたい。


グダグダと色々話したが、ちなみに俺の今年見たい日本シリーズは巨人vs日ハムだ。


なんとなくね。


みなさんはいかが?

2 件のコメント:

  1. おれね、おれね、巨人vsロッテがいい。
    成瀬対阿部。阿部の腰のキレが万全なら打てるんじゃないかと思うわけよ。
    検事、現在鋭意ブログ準備中。
    と言っておく。

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  2. いつもゴルフ界の取り締まりご苦労様です。さすが野球にも造詣が深い検事さんならではのお言葉、有難うございます。
    ブログ楽しみにしてますねっ。

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