2007年10月23日火曜日

ロッキー山脈の雄

ということで早くも25日(日本時間)から始まるワールドシリーズ(以下WS)が楽しみなわけで、いやしかしレッドソックスについては馴染みのある皆さんでもロッキーズ?とお思いの人もいるだろう。


ロッキーズとカズオの快進撃については先日も少し触れたが、正直あまり話題の無いチームだ。そこでWSまでに最低限の情報をこの場でおさらいしよう。


ロッキーズについて日本で最も知られていることは恐らく、本拠地であるクアーズフィールドが世界一標高の高い場所(標高1マイル=1600m)に存在している球場だと言うこと。つまり気圧が低い故、打球が良く飛ぶと言うこと。


じゃあどれだけ飛ぶのかというと、暇な学者が昔調べたところによると約9%だそう。



意外と飛ぶ。





フェンス際をせめぎ合う打球が約8m~9m程度影響を受けていると思いながら中継を見るのもまたおもしろい。


またファールゾーンも狭く設計されている為、完全に打者有利の球場である。余談だが、ここで野茂が以前ノーヒットノーランを記録したことがアメリカでは非常に評価されている。



さてチーム力はどうかというと投手陣は非常に弱く、さして語るほどの話題は無い。


強いて言えば左のジェフ・フランシスくらいで、彼はメジャーで意外と珍しいカナダ出身である。希少な存在のカナダ出身者と言えばレッドソックスのエリック・ガニエ。ご存知ドジャースの元・最強守護神、現・使えないセットアッパー。




カナダでは彼らの「カナダ人対決」がクローズアップされているのだろうか?まあ、あいつらはホッケーでそれどころじゃ無いだろうな。


打撃陣では1番カズオの他は、マット・ホリデーとトッド・ヘルトンの3、4番コンビに注意だ。


ホリデーは日本では、TBS系Jスポのメジャー握力王選手権で、握力計を破壊(と言うかあまりに強すぎて測定不能)だったことで有名か。もちろん並みいる競合を抑え、同企画の1位に君臨してる。



どうでもいいカミングアウトだが、デカはシェイラが好きでもある。これはいつも賛否両論分かれるところである。


さて、ヘルトンも日本では全くと言っていいほど知名度が無いが、メジャー屈指の好打者だ。むしろ巧打者か。


メジャーキャリア11年の通算打率は.332で、イチローは7年で.333である。


そのすごさが分かるだろう。


この二人の今年の調子と成績は、間違いなくレッドソックスが誇る、オルティスとラミレスのコンビを凌駕している。 ベケット、シリング、松坂がどう立ち向かっていくか楽しみだ。



まあ、とりあえずこれくらい予習しておけば、最低限は楽しめるんじゃないか。

3 件のコメント:

  1. 9%でかいな。。。
    シェイラは無いな。。。

    返信削除
  2. うん、よく言われます。

    返信削除
  3. アシャンティの着てるジャージを特捜せよ。

    返信削除