同時にこのニュースはMLBから完全密封式のドーム球場が消滅することを意味する。(他の現在完全密封式ドームはミネソタのメトロドームだが、既に新球場を建設予定。)
お前ら球場作る金あったら選手補強しろよ!!とツッコミたくなるところだが、ボールパーク愛好家としては良いニュースと捕らえている。球団オーナーの変更に伴い、ここ数年で球団スタッフもほぼ一新された。ゼロからチームを作り直すという気概がいよいよ形になり始めてきたというわけである。
昨今のロッキーズ、マーリンズ、ダイヤモンドバックスといったエクスパンションによって誕生したチームの活躍に影響されていることは間違いないはずだ。
ちなみに下の写真はメジャー1、2を争うイケテない球場として酷評されているトロピカーナ・フィールド。人工芝は東京ドームや横浜スタジアムと同様のフィールドターフ社製(made in Canada)。
とは言っても内野部分には本物の土を入れており、屋根付と人工芝であることに対するエクスキューズをすごく感じて、マニアとしてはそこが非常に好きだった。
ナゴヤドームや京セラドームなど、人工芝の色だけ変えて”土っぽく”見せている子供だましとは大きな違いがある。
さて、その新球場はもちろんオープンエアの天然芝。ライト場外は海に面しており、まるでAT&Tパークの二番煎じのような演出がある。しかし雨天時には船のマストをイメージしたような帆が球場を覆うという前代未聞の構造を予定している。詳しくはレイズのウェブサイトでチェックできるが、普通にカッコいい。
もちろん手がけるのはあのHOKである。