「リバプール買収交渉打ち切り」
イングランド・プレミアリーグの名門リバプールFCの現オーナー陣はアメリカ人大富豪のジョージ・ジレットとトム・ヒックスのコンビ。彼らが進めていたチーム売却交渉がいったん白紙になったというニュースである。ちなみにヒックス氏はメジャーリーグのテキサス・レンジャースのオーナーでもある。
そもそもこの人、テキサスはダラスをベースとする投資家・不動産王なのだが、もともと地元のテキサス・レンジャース(MLB)、ダラス・スターズ(NHL)を保有し、さらに昨年イングランド・プレミアリーグの名門、リバプールFCを手に入れた。
アブラモビッチのチェルシー買収に始まり、マンUしかり、現在プレミアリーグは外国資本の参入により未曾有のバブルを迎えているといわれている。まあ、簡単に言えば、資本の投下→採算度外視の補強→スター選手の集結→注目度が上がる→放映権料の高騰→チーム・リーグが潤う。ってな具合に。
ヒックス氏の場合、確かに地元チームのオーナーシップと、リバプールのオーナーシップでは目的が異なるハズ。端的に言えば、リバプールは単なる投資目的であると。
事実、報道によれば、昨年のヒックス氏のリバプール買収額は約520億円、今回の(再)買収騒動で、これまたドバイの政府系投資会社から約840億円でのオファーがあったそうな。
たった1年で320億円の儲け。金が金を呼ぶ…
しかし彼はそのオファーを蹴った。
これはチーム買収以来、関係が悪いとされているファンへのアピールなのか(リバプール買収が短期的な投資目的ではなかったんだというエクスキューズとして)、はたまた今後もっともっと高く売れると踏んでるのか、真意は分からんが。
多分後者だろうな。
アメリカ人が単なる金儲けのために伝統あるオラがチームを買収したとなると、地元ファンの反発も理解できるが、一方で恩恵も授かっていることをお伝えしたい。
そう、リバプール念願の新スタジアム建設だ。
これは2011年から2012年のシーズンを目標に現在進行中のプロジェクトだが、長年資金難によって実現されなかったリバプール新スタジアム建設は、ヒックス氏の買収を機に資金的なメドが立ち、ようやく具体的に動き出すことが出来た。
ため息が出るほどスタイリッシュな外観。
もちろんココはヒックスファミリーのテキサス・レンジャースの本拠地、レンジャース・ボールパーク・イン・アーリントンも手掛けている。
その辺りの話しはまた次回。
続く。。。
チャンピオンズリーグ、プレミア4チーム残ってるもんな。。すげえよ。。。
返信削除そしてデカがサッカーを語っていることがすげえよ。。。。
ってことはアトレティコからトーレスを無理繰り引っ張ったのはテキサス野郎だったわけですね!
返信削除うーんテキサスい生き方。
爆撃機フェルナンドォ!
返信削除I just added your blog site to my blogroll, I pray you would give some thought to doing the same.
返信削除