2008年3月25日火曜日

日米野球の架け橋

今日はシーファー駐日大使が、自らの公邸で主催するMLB歓迎パーティーに潜入成功した。















       ゲストはレッドソックス、A’sの監督・選手を始め、パド・セリグ、日米の政治家、何故か軍人までがズラリと揃った豪華なメンツ。

これは公邸内に持ち込まれたレッドソックスのチャンピオン・トロフィー。
















さて、度々メディアでも報じられる程、大の野球好きで知られるシーファーだが、それもそのはず、同氏は長年テキサス・レンジャースの球団社長を務めていた。

















先日も少し触れたが、当時のレンジャースのオーナーはジョージ・W・ブッシュ。同郷であるシーファーとブッシュの蜜月はコレ以降、公私共に続いている。だからこそブッシュは駐日大使という重要なポストに盟友であるシーファーを指名しているのだが。


テキサスのハナシは先日一段落したはずだったが、思わぬところで繋がってしまった。


さて、デカにとっては余りにも場違いなパーティーが続いていく中、公邸内で一つの古ぼけたグラブを発見した。
















何でも1930年代に行われた日米野球で、来日したルー・ゲーリックが使用したものらしい。ゲーリックは来日する途中でこともあろうにグラブを紛失したそうな。でもって当時ミズノ社が困っているゲーリックにそのグラブを届けたらしい。



以降クーパーズタウンの野球博物館にヒッソリと保管されていたそのグラブを、シーファーが発見し、これは日米の友好を体現した素晴らしい一品だっ!というワケで、再びミズノに修理を依頼、復元後自らの公邸に引き取ったらしい。



修理を担当したのは世界のミズノが誇る、グラブマイスターこと坪田義信氏。長年イチローや松井のグラブを手がけてきた名工。











日米野球と名プレイヤー達の歴史が1人の職人の手によって紡がれて行く・・・なんて感慨にふけりながら、そそくさと会場を後にしたのである。

1 件のコメント:

  1. いいよぉ〜デカ。グラブやバットといった野球ギアについてのうんちくも所望。

    しかし、、残念やったな。

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