2008年5月8日木曜日

黄金時代 (その1)

先日のうんちQのカネにまつわるハナシが面白かったので、デカもいってみよう。(円とかドルとかややこしいので、今回は全て円換算で議論を進めていきたい。)




今朝の新聞各紙で、今年のプロ野球選手の平均年俸は3631万円との記事が掲載されていた(ただしこの数字は外国人選手の年俸は除くもの)。





意外と安いと思ったか、高いと思ったかは個人の判断だが、近年の日本人メジャーリーガーの莫大な年棒に比べたら安いなーという印象の方が強いのではないかと思う。しかも過去10年はほぼ横ばいの数字。























一方、07年のメジャーリーガーの平均年棒は約3億1000万円。この数字は10年前の2倍、15年前の3倍に当たるという。




もちろん全ての選手がこれだけの年棒を受け取っている訳ではなく、一部のスター選手の年棒が平均値を吊り上げていることは否めない。それにしてもプロ野球と比べてほぼケタが一つ違う。























そりゃ猫も杓子もメジャーメジャーとなる訳である。




しかしここで1つの疑問が。




「そんなに給料払って大丈夫なのか?」と。(言い変えれば高すぎでないのかと。)




結論から言うと大丈夫らしい。そして高すぎるとも言えないらしい。むしろ「今後も年棒の増加傾向が続く」と言うのが一般的な見解である。




というのもメジャーリーガー全員の総年棒の割合は、MLB全体の総収入に対して41.3%に過ぎないとの事。これは「決して高すぎる割合ではない」とその筋の専門家は分析している。




逆に今より平均年棒が低かった01年の総年俸は総収入の56.1%を占めていたと言うから、むしろまだ伸びしろがあるとも言えるらしい。




つまり年棒が高騰しているというより、MLBの総収入が劇的に増えているのである。ちなみに07年の総収入は約6400億円と算出されており、これは00年から比べ2倍増、04年からも1.5倍増というモーレツな勢いで拡大している。




何故か?




理由はいくつかあるのだが、どれも非常に『明快』なのである。




詳しくはまた次回。。。

1 件のコメント:

  1. 先日江連に会ったっちゅうことはオークヒルズに行きましたねデカ?

    しかしMLB儲かってますなぁ。。。

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