2008年6月25日水曜日

ブロンクスの雄 (その2)

新ヤンキー・スタジアムといえば、レッドソックスの大ファンの建設作業員が、ヤンキースに呪いをかけようとオルティスのレプリカジャージを建設現場に埋めたという嘘のようなホントなニュースが記憶に新しい。
























手がけるのはもちろんアノHOK















新ヤンキー・スタジアムのフィールドの形状は、現役と見比べて頂くと分かるとおり、ソックリ。というかホームベースから外野フェンスの数値は全て同じに設定してある。(バックネット裏までの距離のみ縮められている模様。)














「伝統は引き継ぎ、設備は最新鋭」



まさにHOKの十八番である。



特に球場正面は1920年代の先代スタジアム建設当時の形状を再現しており、オールドファンにはたまらない演出といえるだろう。
















観客席の幅は広げられ、その分座席数は若干減る模様。現役のショボイ映像設備は相当グレードアップされ、エンターテインメント性が格段に向上するはず。


スイートルームや、バー、レストランの数も増え、観戦方法も多様化する。













球場外周のコンコースは吹き抜けで採光が良く、開放感のある仕上がりになる予定。















最近他球場に見受けられる奇をてらった演出や、小細工は無いものの、”正統派”オトナの球場が完成するに違いない。大御所HOK渾身の傑作に今からワクワクを禁じえない。








ヤンキースは既に来季以降のスポンサーシップセールスを開始しており、多額の建設費を回収するために、早くも「現状より良い条件」を提示するスポンサー探しに躍起になっている。



例えば11年間続いたヤンキースとアディダスのパートナーシップも今季で終了し(させられ)、来季の新スタジアム以降はナイキがそれに取って代わる予定。恐るべし・・・
















次回はクイーンズの雄、シェイスタジアム。

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