そんな同様の悩みを抱えている人はきっと多いハズ。
しかし、もはや何をしても驚かれないほど、イチローは神の領域に達しつつある。34歳を迎えた今、これから選手として晩年を迎えるイチローだが、これまで積み上げてきた数字で毎年毎年何かしらの記録を破り続けることだろう。
多分我々がそのスゴさに気づかされるのは数十年後かもしれない。王・長嶋の活躍をライブで見たことがないデカ世代は、せめて後に伝説になるであろうイチローのプレーを、是非ともこの目に焼き付けておきたいところである。
新聞やネットの報道でイチローのインタビューが取り上げられていたが、最もデカが印象的だった言葉はコレ。日米合計3000本安打という記録に、疑問を投げかける人がいるが?という問いに。
”アメリカの人の中には、「日本でのヒットなんかたいしたことがない」みたいな考えが絶対あると思う。でも、申し訳ないけど、アメリカでのヒットのペースの方が速いんですよ。
だから「日本の方がレベル高いんじゃないの」みたいなことは言えますよね。そこはちょっと、誇りにしているところ”
王のホームラン記録しかり、野茂の200勝しかり、常に日米での記録に対する価値観は日本人とアメリカ人との間に温度差があることは事実。
しかしこのセリフをイチローが胸を張って言ってくれたことが、とても誇らしい。
同様に、野茂、イチロー、松坂等のメジャーでの活躍以降、またWBCでの日本優勝以降、確実に日本の野球への注目度が高まっていることも事実。
最近はちょっと野球オタクのアメリカ人はプロ野球だけでなく、日本の高校野球なんかも勉強しており、なかなか嬉しい限りである。
それはもう興味レベルではなく、昨今高校野球に足を運ぶメジャー球団のスカウト数の増加からも、もはやこれは単なるブームではないと確信する。
来月の北京オリンピックや、来年3月の第2回WBCでの”JAPAN”の活躍を願わずにはいられない。
そんな想いを巡らせたイチローの3000本安打達成だった。
さて一方、ここ数日一気にお茶の間への露出が増えた張本勲。恐らく張本の安打記録、3085本をイチローが抜くのは多分時間の問題だが、この人あれだけヒットを量産しつつ、ホームランを500本以上を打ってるのもまた驚異的である。
意外とフォーカスされないイチローのホームラン数をちょっと調べてみたところ、日米通算で185本だった。これって意外と多いと思うのか?少ないと思うのか?人によって捕らえ方は違うと思うが、いかがだろう。。。
まあ本件にオチはないが、飲み屋でちょっとした小ネタくらいにはなるか。
いずれにしろ、あっぱれ!に間違いない。