2009年8月24日月曜日

金の卵たち (その1)

気付けば久々の更新となってしまった。


8月って結構ヒマなはずなのだが、なんだかんだ忙しい日々がしばらく続いていた。



とは言っても野球は結構見てたけど。


今日、夏の甲子園は中京大中京の優勝で幕を閉じたワケだが、今回は近畿や関東の有力校が早めに姿を消し、野球不毛の地と言われる東北や北陸の学校の健闘が目立った。
また先日の『Number』でも、近年の公立校の衰退が取り上げられていたが、今年は岐阜商業も頑張りもあり、勇気付けられたオールドファンも多かったのではと思う。


しかし今の子はみんな球が速いけど、あれ、スピードガンあってるのかな。


よく色んな人に言われるけど、昔は140キロ出たら速球派って言われてたのが、今じゃ140キロ台って普通で、150キロ以上出ないと速球派って呼ばれないもんね。


しかも140キロ中盤から後半の球投げても、甘いところいけばバッターは次々打ち返すし、アレ見たアメリカ人はレベルの高さに相当ビックリすると思うけど。どうなんだろう。


そんな中、圧倒的に話題を振りまき続けたのは花巻東の菊池雄星。


球速だけが取り上げられるが、バランスが良くて柔らかく、のびやかな投球フォームは球速以上に素材の良さを感じさせる。



最後はケガで投げきれず、本人は無念だったと思うが、球団関係者は菊池がボロボロにならずに良かったと胸をなでおろしてるのではないだろうか。


かつて”超高校級左腕”として鳴らした、レレレのおじさん小野や、ビックマウス川口の二の舞にならぬよう、順調に成長して頂きたい。(そういや辻内は元気だろうか?)


今メジャーリーグって、サバシア、レスター、カズミア、ハメルズ、クリフ・リー等々、若くて勢いのあるサウスポーが多いけど、日本人の大型サウスポーってしばらくいないよね。だからこそ余計に期待するのだが。



すでに1位指名の競合球団が8とか11とか言われてるけど、どこに行くのだろう。渡米の可能性はあるのだろうか。


しかし早々に本田・長野の1位指名を約束してしまった巨人は寂しく蚊帳の外だな。長野ってそんないいの?



既に長野が競合するような逸材でないんだったら、菊池を1位で、2位で獲ればいいのにとか思うけど。どうなの。


去年の田澤の例を見て、日本から即アメリカってのもどうなの?って懐疑的だったけど、週末の田澤のピッチング見てたら、アレ結構いいね。



ルーキーイヤーでポッとメジャー昇格したからといって、中々すぐには勝てないと思うけど。やっぱ騒がれてただけあって、良いピッチャーなのかね。


本来ならまだまだマイナーで修行中の身だっただろうに、松坂がダメで、スモルツもクビになっちゃったりして巡ってきたチャンスで、勝負強し。あとは今後研究されて落ちる球を見極められた時の我慢だろうか。



話しがソレまくったが、日本では菊池一人が話題を独占しているアマチュア球界だが、アメリカでは”大学生164キロ右腕”こと、スティーブン・ストラスバーグのルーキー史上最高額でのナショナルズ入団が話題を振りまいている。



長くなったのでその辺のハナシはまた次回。。。

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