たまたまチケットが手に入ったので、久々に東京ドームに行ってきた。
日本シリーズ第4戦。
前回の東京ドームは3月のWBC予選だったから、何気に今年初の生・巨人である。
試合はほぼ日ハムのワンサイドで、どうでもいい内容だったが、何かこの屋根付き、人工芝、無機質で味気ない東京ドームという”ハコ”に、何かいいところはないかと、昨日はあたりをキョロキョロしていた。
あった。
ビールの売り子である。
自分がオジサンになっただけなのか、売り子の女の子のレベルがアップしたのか、分からないが、みな可愛くて、重いタンクを担いで一生懸命である。
このホスピタリティは甲子園にも、米国にも、ない。
売り子といえばつい若い女の子を想像してしまうが、甲子園は結構男性の割合も高いし、メジャーリーグに至っては、ほとんど全員男性というか、おっさんである。
ピーナッツの袋を背面投げしたりとか、パフォーマンスは目を見張るものがあるが、やはりビールは可愛い子から買いたいと言うのが、男性の心理であろう。
東京ドームの場合、「25歳以下の女性」という応募規定があるらしいが(表ざたになってるかは不明)、そんなのアメリカだったら人権団体とか騒いで大変だよね。
でも、確かにおばさんとかはいないから、実際あるんだろうね、そういうの。
彼女たちのバイト代は、基本給+インセンティブで、一杯売るごとに数十円が懐に入ってくるというシクミ。
客もタイミング良い”振り”をしながら、気に入った子が来るのを待ち、思わず買ってしまう。
なんでも、ソフトドリンクやアイスや弁当やウイスキーは、まだまだ下っ端らしく、ビールを売れるまでには下積みが必要らしい。
いわばビール売りは花形なのだろう。(この話はほんとだろうか。)
学生時代に巨人戦を見に行ったら、たまたま中学の同級生の女の子が売り子をしてた時は、びっくりしたが、ちょっぴり嬉しかったな。
その子は日本酒を売っていたけど。
結局ビール売りまで上り詰めることが出来たのかは、いつかあった時に聞いてみよう。
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