しかしそんなことでネタ切れする野球刑事ではない。この機に長年やりたかった企画をLaunchしたい。
ということで、野球のユニフォームの歴史とウンチクを、今後何回になるか分からないが、納得するまでシリーズ化してお伝えしていきたい。。。タイトル通り、ユニフォームの歴史は野球の歴史そのものなのである。
そもそも、野球の本場アメリカでは、”ユニフォーム”と言っても、あまりピンと来られないケースが多く”ジャージー”と呼ぶのが一般的。”ユニフォーム”と言うと、どうも”制服”っぽいイメージが強いみたいで「野球のユニフォーム」は文字通り、「ベースボール・ジャージー」となる。
しかし本連載の中での表記は、日本人らしく普通に”ユニフォーム”で統一したい。
ただ、この”ジャージー”という響きが、アメリカ人には野球のユニフォームの原点を思い出させてくれるのだろう。(たぶん。)
”ジャージー(Jersey)”を辞書で引くと「毛や綿の服地」とされているが、ベースボール・ジャージーの歴史は1840年代に世界で初めて誕生した野球チーム、『ニューヨーク・ニッカボッカーズ』までさかのぼる。
現在も膝までパンツを上げる着こなしの、いわゆる”オールドスタイル”を取り入れてる、イチローやAロッドの姿をみれば、その起源の姿は、みなさんも容易に想像がつくことだろう。
尚、「ニッカボッカー」とは1800年代当時、オランダからアメリカへの移民の総称だったらしく、彼らが好んでそれを身につけていたそれ(半ズボンみたいな衣服)を「ニッカポッカーズ」と呼んでいたことが由来とされている。
ちなみにNBAのニューヨーク・ニックスの名称はニッカボッカーズからきている。
余談だが、じゃあバスケットの選手もニッカポッカを穿いていたか?というと、それは違うようで、「ニッカボッカー(ズ)」と言う単語自体が、移民の国アメリカ、とりわけニューヨークを象徴する存在になったから、ということらしい。
以前お坂東さんから質問があったが、なぜ一時期野球のストッキングは線のように細かったのか?でも今ではロングパンツが主流だが、その経緯は?
かつてプロ野球やメジャーリーグで実際に存在した、キテレツすぎるデザインのユニフォームの数々など、マニア垂涎の企画を自己満足で繰り広げていきたい。
ということで、オフの間も時々更新される幣ブログをご贔屓に。。。
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