2009年12月3日木曜日

神の足跡

県営名古屋空港からほど近い、国道沿いにひっそりと佇む”空港バッティングセンター”。
























一見何の変哲もない、とあるイナカの風景だが、ここが少年時代のイチローがチチローと共に足繁く通った場所として、地元ではよく知られている。


























中に入ると大きなイチローのポスターボードと、最近都内ではすっかり見なくなった、昔ながらのアーム式のピッチングマシーンが並ぶ。


























イチロー少年はココで一番速い120km/hのスピードボールには満足できず、特別にバネを強くしたマシーンに、さらに打席の前に出て、それをポンポン打ち返していたそうだ。






その少年の姿を見て、すごい子だな~と感心していたのは、当時ココに同じく通っていた1歳年上の稲葉篤紀である。

























それからおよそ30年の時を経て、この二人が再び出会い、日本代表をWBC連覇に導くとは、何とも奇遇である。




デカもさっそく120km/hに挑戦。












                                                   

速っ。。。




しかし、野球人の端くれとして、血が騒ぐ。























続いて兄貴。
























東京と野球からはかなり遠ざかっているはずなのだが、さすがのバッティングセンスであった。
























続いてS太郎。なにげにこれが人生初打席である。第二のイチローになれるだろうか。










                                                  

まだ身長よりバットの方が長い感じである。



尚、フロントでバッティンググローブ代わりに貸してくれる軍手は、マジ臭いので気をつけよう。




3人は再び車に乗り込み次の目的地へ。。。

バッティングセンターから10分程度、閑静な住宅街の真ん中に、イチローが住友林業(以前CMにも出演)で建て替えた実家が。





併設されているのは個人事務所と、イチロー記念館こと『アイ・ファイン』である。





























                                                 

『アイ・ファイン』





日米であれだけのタイトルを総なめにしているイチローだけに、数え切れないほどのトロフィーやお宝の数々は圧巻。(撮影禁止のため、雰囲気は上記リンクから。)




以前キヨジロウと訪れたヒデキの館も面白かったが、規模も内容もこちらが数段格上である。





イチローはグローブもスパイクも毎年モデルチェンジするらしく、すべての年代のアイテムがズラっと揃っているし、少年時代に使用した勉強机からファミコンまで、なぜかSNOOP DOGGのサインまで、所狭しと陳列されている。(入り口でパチリ。尚、かなり気まぐれに休館するらしいので、万一訪問の際には事前に電話連絡されたい。)



              

                       

                                                 

帰りは寄り道して、名門・愛工大名電の校門前でナムナム拝む。






                                                    

しかしイチローと工藤は常識だけど、山崎武も名電なんだね。恥ずかしながら知らなかった。。。





最後はS太郎と妹のモモとドアラに会いに行き、神の足跡を巡る旅を終了した。





























                                                  

いろいろお世話になりました。

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