『ニューヨーク・ヤンキース』
丘の上に球場があった「ハイランダース」時代から、「ヤンキース」へ。「ヤンキー」=「アメリカ人そのもの」。という意識がファンにとってはたまらないんだろうが、僕にとってはなんかアメリカ(特にニューヨーク)そのものって感じでなんかイヤだ。恐らく世界一有名な野球チームなだけに、世界中至る所で○○ヤンキースって存在するんだろうけど、そういう意味では米国外で使用するのはおかしいんだよね。
『トロント・ブルージェイズ』
地元カナダ・オンタリオ州の州鳥、(青)カケス=Blue Jayから。ヒネリなし。ちなみにかつてカナダにもう一つ存在したメジャーリーグのチーム、モントリオール・エキスポズはモントリオールで万博があったからエキスポズに。こちらもヒネリなし。
『ボストン・レッドソックス』
大昔、赤靴下をはいていたからレッドストッキングス。んで、レッドソックスへ。メンバーの殆どはシンシナティからやってきたため、元々はシンシナティ・レッドストッキングス(今のレッズ)が実はチームの源流。
『ボルチモア・オリオールズ』
元々チームはミルウォーキー発祥で、その名もブリュワーズ。で、セントルイスに移転して、ブラウンズ。その後ボルチモアにやってきたのは1954年のコト。地元メリーランド州の州鳥、ムクドリ=Orioleから。ヒネリなし。
『タンパベイ・レイズ』
長らく、地元の名物マンタ=Devil Rayからニックネームをとったデビルレイズだったが、2008年より”デビル”をとって、心機一転「レイズ=Rays」に。RAYは光線と(なんで)?、エイの2つの意味がある。デビルをとった以降、どん底を抜けたチームの快進撃はご存じの通り。
『クリーブランド・インディアンス』
1800年代にクリーブランドで活躍したインディアン出身のプレイヤー、ルイス・ソカレキスに敬意を表して。ロゴといい、チーム名といい、アメリカという差別に煩い国で、よく定着してるわな。その点が、これぞニックネーム!と言わんばかりの傑作と評価したい。いまどき政治家や企業がインディアンとか言ったら速攻でどっかの人権保護団体から訴えられるでしょ。
『シカゴ・ホワイトソックス』
ホワイトストッキングスから。八百長でブラックソックスと揶揄されたり、短パンユニと不遇の時代を経験するものの、今日に至る。
『カンザスシティ・ロイヤルズ』
カンザスシティで行われている家畜際「アメリカン・ロイヤル ライブストック・パレード」にちなんで。まあ、他にコレといって何もないとこだもんな。
『デトロイト・タイガース』
球団創設当初の靴下の色(オレンジとネイビーのシマシマ)がタイガーカラーだから。(参照)。
『ミネソタ・ツインズ』
チームの本拠地である、ミネアポリス市とセントポール市が姉妹都市でツインシティと呼ばれいてるため。尚、最近見かけるキャップのTCの文字は、TWIN CITYに由来している。
『テキサス・レンジャース』
地元警察(公安局)、テキサス・レンジャーから。
『ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム』
エンゼルスはまんま、LOS ANGELESから。でも微妙にスペルが違うので気をつけよう。エンゼルスはANGELSとなる(LのあとのEがない)。
『シアトル・マリナーズ』
新聞紙上の公募で採用。シアトルが港町だから。
『オークランド・アスレチックス』
元々は1800年代に存在した、フィラデルフィアのスポーツクラブ、フィラデルフィア・アスレチック・クラブから。その後フィラデルフィア・アスレチックス→カンザスシティに移転後、オークランドに辿り着く。チーム名が長いため、通ぶりたいなら、A’s(エーズ)と呼ぼう。アメリカ人相手だと殆ど通じるから。
次回はナショナル・リーグ編に続く。。。
1 件のコメント:
デカさん、なんで球審のコールが
ボール
ストライク
アウト
に変わったのか教えて下さい。
あと、ミズノのボールが飛ぶ理由を教えて欲しいです。ゴルフボールもミズノにしたほうがよいでしょうか。
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