長年の低迷期を抜け出し、昨年は一気に地区優勝まで駆け上ったが、まだまだ成績が伸びそうな選手が多く、期待できる。
打線は昨季リーグMVPのボトーを軸に、ブルース、スタップス、フィリップスと30本塁打を狙える若手が複数おり、昨季のリーグ最多得点がフロックで無い事を証明してもらいたい。
何気に失策もリーグ最少と手堅い守備も強み。
エース、アローヨはミュージシャンとしても活躍しているが、昨季は17勝とチーム勝ち頭となり、チームを引っ張った。ギターは引退してから思う存分弾こう。
クエト、ボルケスのドミニカンコンビは成績にムラがあるものの、ハマれば面白い。何と言っても昨年末に昇格してきた怪物チャップマンが先発ローテの一角に加われば、心強い。夢の170キロも見たい。
続いてはブルワーズ。
恐らく今年がミルウォーキー最後の年になる主砲フィルダーを軸に、マギー、ブラウン、ハートの破壊力のある打線は厚みがある。
ロイヤルズから09年のサイ・ヤング投手グレインキーを迎え、ブルージェイズからはマーカムを迎えた。
エース、ガヤードと形成する3本柱は、3人とも昨年の開幕投手という豪華な布陣になる。さらに、ナーブソン、左腕ウルフを加え、ローテにバリエーションの幅も出る。
移籍1年目になる斎藤隆もブルペンで待機する。ボールのキレはまだまだ衰えておらず、今季も応援したい。
カージナルスは、早々にプホールズとの契約延長交渉をシーズンオフへ持ち越され、今季がセントルイスでの最後のシーズンになる見込み。
ホリデイとのコンビは破壊力十分だが、脇を固めるメンツが少々弱いか。
昨季20勝のウェインライトと16勝のカーペンターが先発投手陣を支えるハズだったが、先週ウェインライトが早くも今季絶望のニュースが、、、痛すぎる。
カブスには個性的で好きな選手が多いけど、戦力的にはちょっとちぐはぐな印象を受ける。
ビッグZことエース・ザンブラーノは投手としては珍しいスイッチヒッターで、ホームランも量産するが、精神的なムラが年々増長している気がする。
ベンチでドリンククーラーを破壊したり、チームメイトと取っ組み合いのケンカする姿はもはやお約束。
昨年ノーヒッター達成のガーザをレイズから迎えて、デンプスターを加えた先発陣は期待できるが、、、あと、かつてシカゴで輝いたケリー・ウッドが再び戻ってくる。とっくに峠は越えてるんだけど、マウンド上の姿が美しく、好きな投手の一人である。
09年にレイズで本塁打王に輝いたペーニャや、長期契約が不良債権化しつつあるソリアーノ、1,350万ドルの巨額契約最終年度の福留と、打撃陣は年棒に見合った活躍ができるのだろうか。
しかし、福留の今季年棒が1,350万ドルで、松井秀喜がたったの425万ドルてのは、ちょっと理不尽だよね。契約だからしょうがないけど。
再建中のアストロズ、15年連続負け越し記録更新中のパイレーツは割愛する。
続く。。。
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