2011年2月28日月曜日

MLB来季展望 (ナ・リーグ東地区編)

今季の野球界は話題が偏っているせいか、イマイチ盛り上がりに欠けるメジャーリーグだが、陰ながら話題を提供して行きたいと思う。




そこで今季の展望を完全な私見且つ、独断で予想して行きたいと思う。ケガあり、トレードあり、予想通りに行くシーズンなんて絶対あり得ないんだけど、11月に見返した時にどんだけ的中してるものか、今から楽しみに書いておきたい。






まずはナ・リーグ東地区から。






何と言っても優勝候補筆頭はフィリーズだろう。





オフにまさかの出戻りを果たした、リーを加えた、ハラデ―、オズワルト、ハメルズの4本柱は球史に例を見ないほど完成度が高い。というか反則に近い。最近で言えば、90年代のブレーブスを支えた、マダックス、スモルツ、グラビンに匹敵・それ以上の顔ぶれだ。


























こいつらがローテーションでほぼ毎日顔を出してくると思うだけで、対戦相手は気の毒である。





攻撃面では主戦ワースが抜け、ロリンズ、ハワード、アトリーら、スター選手の成績低下を懸念する声もあるが、ほぼイチャモンに近い評論家の意見だな。




追うのはブレーブスか。





長年アトランタのフランチャイズプレイヤーとして活躍したチッパー・ジョーンズが着々と引退への花道を歩んでいると同時に、昨年デビューしたヘイワードが見事なルーキーシーズンを送った。いよいよフランチャイズプレイヤーの世代交代に注目である。



















彼らに代表される通り、その他野手陣も静かに世代交代を進めており、数年後、世代交代が遅れたフィリーズを巻き返す要素は多い。



今季に関して言えば、実績はあるが高年齢の先発投手陣、ワグナーや斎藤隆が抜けたブルペンや、長年チームを指揮してきた名将コックスの勇退がどう響くかがカギだな。





マーリンズはジョンソン、ノラスコ、サンチェスに新加入のバスケスを加えて、意外に安定感のある先発陣が揃ってる。




どケチなオーナーと、レベルの高い地区にもめげず、過去数年メジャー最少の総年棒ながら、勝ち越しているチームが、今季もどこまで健闘できるか。





来シーズンはチーム名の変更(→マイアミ・マーリンズ)と、念願の新球場のオープンも控えており、飛躍の年にしたいところである。


























続いては「世界一費用対効果の悪いチーム」、「不良債権のデパート」こと、メッツ。





ベイ、ベルトラン、Kロッド、サンタナ等、大枚はたいて獲得した「かつてのスター選手達」がことごとく潰れ、暴行事件スキャンダルにまみれ、ミナヤGMはクビ、オーナーは巨額詐欺事件の関与を追及される始末。





結果論だが、、、メジャー契約の五十嵐が全く使えず、マイナー契約の高橋尚が大活躍した時点でいかにフロントの見る目が無いかが良くわかる。





代わりにマネーボールの真の生みの親と言われているアルダーソンをGMとして招聘したものの、不良債権連中の巨額契約期間がしばらく残っており、時すでに遅しの感はある。




尚、今季監督はオリックス時代、吉本芸人・シルクと浮名を流したコリンズ。シルク姉さんを日本に捨てて挑む勝負は是非見ものである。しかし、この人もいかんせん評判が悪い。






























ナショナルズの話題は同地区のフィリーズからワースを獲得したことくらい。





頼みのストラスバーグは低迷を続けるチームに一筋の光となりかけたが、昨季途中の故障→トミージョン手術により、今季一杯の休養を余儀なくされ、ジ・エンド。




頼みの綱は昨年全体ドラ1で獲得した「神童」ハーパーはじめとするスター予備軍。数年後、第二のレイズになれるか、期待するしか望みはない。






















続く。。。

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