一転、シティ・フィールドはレンガと鉄骨で造られた、都会的でクールなデザインである。
どっからどう見ても非の打ち所が無いんだけど、なんていうか良い表現が見つからないんだけど、顔が良いけどモテないやつとか、学生の時は大人しかったのにいきなり社会人デビューしちゃったやつみたいな感じなんだよな。
確かにブルックリン・ドジャースやジャッキー・ロビンソンを懐古するコンセプトとか、すごくいいんだけど、でも冷静に考えたら直接関係なくね?みたいな。それを思うとちょっと押し付けがましい感じにも取れるし。。。
それを如実に表現しているのが外野フェンスの形状で、こんなに奇をてらった風にする必要があったのかと思う。確かにアンシンメトリーな造りはトレンドではあるけど、、やりすぎ感は否めない。オシャレし過ぎて外しちゃったやつみたいな。
球場の至る所にそういう印象を受けた。(写真下はシェイからそのまま引っ越してきたビックアップル。HR不足に悩むチームの為、少ない出番を待っている。嗚呼。)
そもそも貧打にあえぐチームがデカいフィールドを設計されちゃったもんだから、得点力不足に拍車がかかってしまっている。これも近年のメッツの不振に輪をかけている大きな原因の一つだと思う。
ヤンキースやロッキーズのように、ガシガシHRが出やすい球場設計にして、パワーヒッターかき集めてくるくらいの割り切りも必要ではないかと思うのだが、どうも新球場の完成を経た今も、チーム編成の意図が見えにくい。
はっきり言って球場中で一番にぎわっていたのが、外野コンコースにオープンした地元人気ハンバーガーショップ、『SHAKE SHACK』に試合そっちのけで長蛇の列をなすファンたちである。
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