2008年11月12日水曜日

野球総括

結局西武の逆転優勝で終わった日本シリーズが幕を閉じ、基本的には終了した感のある野球シーズン。(一応アジアシリーズや明治神宮大会も残されているが。)



皆さんにとってどのような野球三昧の毎日だっただろうか?



1月に母校のセンバツ出場決定に沸き、3月にはよもやの初戦敗退。でも今思えばそれは夏への布石に過ぎなかった。




4月にはレッドソックスとA'sの開幕戦@東京ドームに注目が集まった。凱旋登板ではイマイチだった松坂も終わってみれば良いシーズンだったな。


















春の珍事と揶揄されていたレイズは春先の勢いを保ったまま、結局ワールドシリーズまで進出し、ファンや関係者のドギモを抜いた。


















7月には再び母校の快進撃に心を躍らせた。東海大相模との死闘から、西宮まで多くの球友と応援に駆けつけた。夏の甲子園で歌った塾歌とその思い出は今年のハイライトだったかもしれない。













8月は星野ジャパンの惨敗。日本中が落ち込み、ますますプロ野球人気低下へつながるのではとさえ懸念された。




しかし、当初あまり盛り上がりを見せなかったプロ野球も、終わってみれば巨人の大逆転優勝から、久しぶりの対西武の日本シリーズということで、ココ最近では珍しいくらい国民の注目が集まった。























また、野茂や清原の引退は、多くの野球ファンに一つの時代の終わりを印象付けた大きなNewsだった。
























来年1月には再びセンバツ発表、3月には新甲子園球場で行われるセンバツと、第2回WBC。




4月には新ヤンキー・スタジアム、シティ・フィールド、新広島市民球場等が生まれ変わった姿でお披露目される予定。新球場訪問は来年の大きな目標としたい。



その前に、、、年末年始には再び横浜スタジアムで会いましょう。(まだ計画中)

2008年11月5日水曜日

ズムスタ? 

新広島市民球場のネーミングライツ決定のNews。



『MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島』



Zoom-Zoomはいらないだろ。ズンスタ?ズムスタ?とでも呼ぶべきだろうか。




『クリネックススタジアム宮城』に代表されるように、『福岡Yahoo! Japanドーム』といい、長い。せめて『日産スタジアム』のようなスッキリした名前にしてもらいたかった。



長くなると呼びにくいから、結局ネーミングが定着しない。スポンサーの意図は分かるが、ファンにとっては有り難くないな。個人的にはこれからも(新)広島市民球場と呼ぶことになると思う。




そもそもマツダがネーミングライツをとったのも、完全な”出来レース”で、広島市の選考委員会なんてほとんど機能していなかった。ただ、市としては一応”公募”しないとマズいからという理由だけで。地元の某造船会社やスーパーなんてほとんど無視されてたしな。




まあブツブツ言っても、少なくとも向こう10年は新甲子園球場と共に、ココは国内最高峰の野球場として君臨することになるだろう。


















新広島市民球場はそれくらい期待値が高いのだ。




市や球団のスタッフが日本中、全米中を駆け回って調査した結果、”流行のエッセンス”が随所に盛り込まれており、開場してからも当分話題には事欠かないだろう。




オープンエア&天然芝(内野まで芝!)は当然のこと、オープンタイプの広いコンコースも360°アクセス可能。(若干)左右非対称のフィールドや、なだらかな傾斜のスタンド、テラス席、砂カブり席など、コレでもかというくらいハヤリが満載。




















































一点気になるのは、新幹線から球場が見えるようにという理由で設計されていないレフト外野席。これではアウェイチームの応援団が陣取る場所が無いではないか。阪神タイガース私設応援団からのクレームは必至である。


















新球場は環境デザイン研究所なる事務所が設計し、五洋建設他が工事を手がける。HOKが設計した日本風のネオ・クラシック球場も堪能してみたかったが・・・(ちなみに環境デザイン研究所は辰巳のプールも手がけていたのね。)















また、球場周辺の広大な土地の開発も平行して行われており(東京ドーム・ドームシティや福岡ドーム・ホークスタウンのような前例もあるが)、「新球場建設⇒町おこし」的な発想は地方都市・広島ならではと、こちらも期待大。




また本プロジェクトは三井物産が仕切っており、果たして商社が成功例を作れるのか?(通常は市や球団、広告代理店が主導するケースが多いから)業界ではその辺りにも注目が集まっている。




以前ちょこっと話したテキサスの事例など、本場アメリカでもスポーツ施設建設+周辺地域の開発というのは、今ハヤリとなっている。その筋では『AEG』というこれまたスゴい会社があるのだが(先述の通りテキサスはHicks Sports MarketingでAEGは手がけてない)、その辺のハナシはまたいつか。




とにかくこの球場の誕生によって、改めて天然芝の野球場の魅力が再確認され、日本中の野球場の屋根が次々と外されていくキッカケになればと切に願う次第である。


















また、このご時勢で”たる募金”なんて泣かせるじゃないか。ファンと市民が必至に集めた1億2,000万円が新球場建設費に充てられた。






















本当の意味で、「広島市民の広島市民による広島市民のための球場」となることが出来るだろうか。国内野球場界の初代大統領となるべく、大いに期待したい。

2008年11月4日火曜日

長い秋

さて、連休中は神宮球場、秩父宮、はたまた保土ヶ谷球場に足を運ばれた方もいるかと思うが、スポーツのチカラで昨今の不祥事の汚名挽回といきたいところだ。




その中でも特筆すべきは高校野球部の快進撃で、関東大会の初戦、準決勝をものにし、11/5の決勝戦に臨む。vs習志野高校 10:00~@保土ヶ谷球場、要チェケラ。 






















強し。





仮に優勝となると、来週末11/15~開催される明治神宮野球大会への出場切符を得ることになる。早くも初戦の相手は光星学院と決まっている(11/16 11:00~@神宮球場)。ワールドシリーズ、日本シリーズが終わり、いよいよ寒さも本格的になるというのに、まだまだ野球を楽しめるという嬉しい誤算に。






















そして来春には、リニューアル工事が終了したばかりの甲子園球場での活躍が期待される。タイガースより早く新・甲子園でプレーできるなんて羨ましすぎるぞ!




















ただ今工事中。。。

2008年10月30日木曜日

結末

サスペンデットによって史上初めて中断されていたワールドシリーズは、もう1日の順延ののち、6回ウラからゲームはリスタートされた。



テンポの良い攻撃と守備で、あっという間、1時間ほどの勝負だったが、結果フィリーズが28年ぶりのワールドチャンピオンに輝く。






















まあ、今日の勝負云々より、エース・ハメルズがシリーズで2勝し(MVP受賞)、4番・ハワードが目覚めたフィリーズに対し、エース・カズミアがシリーズ2敗、4番ロンゴリアが急ブレーキとなってしまったレイズでは、その時点で勝負ありであった。




また岩村の勝負どころでのエラーが度々失点に結びついてしまい、何とも本人にとっては歯がゆい結果となってしまったことだろう。




しかし誰がカズミアを、ロンゴリアを、岩村を責めよう。























まさかレイズがヤンキースとレッドソックスを破ってア・リーグ東地区で優勝するなんて、ホワイトソックスを破ってリーグチャンピオンシップシリーズに進むなんて、レッドソックスを破ってワールドシリーズに進むなんて、誰も想像もしてなかったに違いない。




MLBの底辺に長らく停滞していたレイズが成し遂げたことは、恐らくどのチームにも同等、もしくはそれ以上の可能性があるということ。これが一番大きなポイントで、来季以降も他の弱小チームのファンにとっても大きな希望となるだろう。




こうしたレイズのような実績が、下部チームの観客動員の底上げにつながり、結果MLBリーグ全体が成長し続けるという好循環に繋がるワケである。しかしながらコレは単なるマグレではなく、先も述べた収益分配制度や、ウェーバー制ドラフト等、そういった”仕組み”がシッカリ機能している証拠であると言うことができる。




かくして”近年稀に見るジミなワールドシリーズ”も非常に意義のあるものだったと、終わってみて再確認した次第である。




完全に余談だが、この耳付きキャップが欲しい。冬の野球やゴルフにもってこいではないか!

















さてその数時間後、東海大相模・大田泰示の交渉権を巨人が得る。さすがにドラフトで抽選を連戦連敗していたラーハーも、後輩だけは外さなくてホッとしているハズ。




しかし、この大田君、あの日横浜スタジアムで観戦していた皆さんはもうお気付きのはずだが、なぜか毎年ドラフトに登場する「10年に1人の逸材」とはワケが違う。




デカは彼の打撃に関してとやかく評論できる立場には無いが、やはり抜群の身体の大きさとバランス(スタイル)の良さ、足の速さがポイントと思う。中田翔と決定的に違う点は”アスリート”としてのポテンシャルの高さである。






















松井を超えるプレイヤーになることを本気で期待せずにはいられない。




唯一大田くんのバランスが悪い点を挙げるなら。。。顔の長さの割りに、極端に狭いオデコくらいだろう。キャップをカブっても前髪が見えてしまうので、それだけは注意していただきたい。



2008年10月22日水曜日

古豪vs新鋭

昨年のワールドシリーズ(以下WS)が始まる前にコロラド・ロッキーズについて書いたことを思い出し、記録を辿るとちょうど一年前だった。




今年のWSは、お馴染み『タンパベイ・レイズ』と『フィラデルフィア・フィリーズ』ということで、昨日の夕刊フジは”史上稀に見るジミな組み合わせ”なんて揶揄していたが、どうだろう。




「古豪vs新鋭」。こんな着眼点で試合観戦すればちょっとは興味が増すかも。




そんなワケで今日は軽くフィリーズのハナシを。




そもそも1998年に誕生した、MLBで最も新しいチームであるレイズと(ダイヤモンドバックスも同期)、1883年に誕生したフィリーズとは何と年の差115年!




ちなみにフィリーズは誕生以来一度もチーム名、フランチャイズ@フィラデルフィアを変更しておらず、意外にもこれはアメリカのプロスポーツ史上最も長い歴史を誇っている。




フィラデルフィアと言えばアメリカ独立宣言の舞台となり、アメリカ誕生の地として知られているが、フィリーズのチームロゴも例外なく、象徴的なリバティベル(自由の鐘)がかたどられている。(ひび割れまで再現している芸の細かさ!)


















余談だが、同じくフィラデルフィアをフランチャイズにしているNBAの76ers(セブンティシクサーズ)は、独立宣言が採択された”1776年”にちなんでいることはあまりにも有名。













フィラデルフィアやボストンはアメリカ屈指の古都というだけあって保守派が多いのか、長らく黒人(アフリカン・アメリカン)の選手の受け入れを拒否していた事実も。




しかし今となっては、ライアン・ハワードや、ジミー・ロリンズといったアフリカン・アメリカンのスター選手がチームの看板を張っているのは何ともアイロニー。いや、エエことや。




















歴史は長いが、本拠地のシチズンズバンク・パークは開場からまだ4年と新しく、バリバリのネオ・クラシックの好球場(by HOK)として、すこぶる評判が良い。残念ながらデカはまだ訪れたことが無いが、NYやDCなど東海岸を訪れた際にはフィラデルフィアまで足を伸ばすのも悪くないだろう。




















その際には全米一有名なマスコット、フィリー・ファナテックにセイハローも忘れずに☆





伝統のフィリーズが勝つのか、若さと勢いのレイズが勝つのか、明日から暫く目が離せない。