さてその黒田が来年プレーするドジャース。移転時の話や、旧本拠地球場の話など、本ブログでも何度か取り上げてきたチームである。
初めて黒人選手であるジャッキー・ロビンソンをメジャー登録したことや、野茂やパク・チャンホ(いわずもがな韓国人初のメジャーリーガー)を獲得したことからも常に前衛的なイメージがあり、デカも個人的に好きなチームの一つである。
野茂、ピアザ、モンデシー、ハーシュハイザーなどが活躍した90年代初めが今となってはすっかり懐かしく、当時初めてメジャーリーグに触れた日本人は多かったはずだ。デカも例外ではない。
といった訳で、もともと日本人にも知名度があるし、球団の歴史や概要は新聞やインターネットでも良く見かけるのでここでは詳細説明は割愛。以下独断と偏見による戦力分析。
攻撃陣は今オフ超大物アンドリュー・ジョーンズを獲得し、ジェフ・ケント、ルイス・ゴンザレスと言った実績のあるスター選手に若手がかみ合えば面白いか。
しかし注目選手はなんと言ってもノマー・ガルシアパーラ。元々はデカの兄貴分が大好きで、彼の部屋にポスター(もちろんレッドソックス時代)が貼ってあったのが最初の出会い。
個人的に90年代を代表する3大ショートストップと言えば、間違いなくA-ロッド、ジーター、ガルシアパーラである。長年レッドソックスを引っ張ってきた功労者にも関らず、2004年のシーズン途中にカブスに出され、その年にレッドソックスがワールドチャンピョンになったのはなんとも気の毒。
以来パッとせず、ドジャースに移籍後しばらくしてファーストに転向。ますます哀愁が漂ってきた。徐々に成績は取り戻しているものの、以前のようなスーパースターのオーラは無い。
それでもデカは応援してるぞ。カッコいいから好きなのだ。
また、ドジャースタジアムでの地元ファンの声援は大きく、応援しているのはデカだけでは無いと確信した瞬間は嬉しかった。もともと両親もメキシコの人らしいので、LAという地が馴染んでいるのだろうか。
さて投手陣はというと、黒田、斉藤の日本人コンビもさることながら、デレク・ロウ、ブラッド・ペニー、エスデバン・ロアイザ(WBCで日本と対戦したメキシコのエース)など、中々粒ぞろい。あとは豪腕ジェイソン・シュミットの復活次第か。
しかしここでデカが注目したいのはデビッド・ウェルズ。
プロレスラーでは無い。
こんなところにいたのかー!と、馴染みのあるファンも多いはず。以前はヤンキースやレッドソックスでも活躍していたので見たことくらいはあるだろう。
この巨体で、投球テンポが良く、精密機械のようなコントロール、大きなカーブが大好きだった。通算240勝近くあげ、完全試合も達成している重鎮だが、トラブルメーカーとしても名高い。
ヤンキースに初めて移籍した時、球団に本気で背番号3を要求したことはあまりにも有名なハナシ。もちろん球団は認めるはずはなく、結局33番を用意した。
ここまでアホだと、デカとしてはつい応援したくなるものだ。
ここ数年は年齢のせいか、成績が振るわないが来季左のウェルズが先発に入り(現状先発陣は右投手のみ)、シュミットが復活したらメジャー屈指の投手陣が完成するかもしれない。
以上独断と偏見による注目選手でした。。。
次回はドジャースタジアムについて。多分。
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