2009年8月3日月曜日

甲子園が揺れた夏。

大阪からの帰り道、新幹線のホームでふらっと立ち寄ったキオスクで、思わずこのタイトルが目に飛び込んできた。



出発直前、携帯で通話中ながら、思わず”ジャケ買い”してしまった。






内容は平成に入ってからの20年分の、選手権大会のレビューと各大会の寸評、主力選手、エピソードがぎっしり詰まった、まさに永久保存版。各大会の想い出が走馬灯のように甦る・・・といったら大げさだろうか。



いずれにしろ、一家に一冊、見つけたら即購入していただきたい。



さらに『Number』ならではの視点で、現在高校野球が抱える問題点を、鋭くあぶり出している点もオモロイ。



やまびこ打線で一世を風靡した池田高校の繁栄と衰退に見る、公立校と私立校の勢力図の変化。



近年注目を集める、沖縄の高校への期待と課題。



松坂がリラックスして語っている”あの夏”の裏舞台。



高校野球史上最大の事件、松井5打席連続敬遠に隠された、関係者それぞれの苦悩。。。



どれも視点が多角的で、読みごたえあり、唸らされた。



開幕まで一週間を切った今年の夏は、どんなモノガタリが生まれるのか、長島三奈の言葉を借りれば、「思いっきり笑い、思いっきり泣く」球児たちから目が離せない。


必読。

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