2008年1月13日日曜日

イチローの家 (その1)

いよいよ球場へ。














セーフコ・フィールドについてまず言えることは新しいということ。1999年のオープンで、これはアメリカンリーグで現役の球場で2番目に新しい。(1番新しいのは2000年オープンのコメリカ・パーク@デトロイト)。ちなみに99年といえば、大魔神が移籍する前年である。




故に90年以降建設された一連の新球場に共通したエッセンスを含んでおり、野球場として非常に完成度の高い部類に入るのではないかと個人的に思う。




しかし、意外にもココはHOKの作品ではなく、レンジャース・ボールパーク・イン・アーリントンとともに希少な非HOK作品としての存在価値を今後高めていってもらいたいところである。



とは言いながらも、他のHOK作品の新球場と共通した雰囲気を醸し出していることから、いかに当時(今もなおだが)HOKの影響力が強かったかということを逆説的に主張している気もする・・・




唯一HOK作品と非HOK作品の間に違いを見出そうとするなら、キャパシティか。HOKがボルチモア、クリーブランド、ピッツバーグなどのキャパを敢えて小さくし、成功を収めた手法とは逆行し、シアトル、テキサスは大箱である。




しかしセーフコは開場して以来、マリナーズの成績がしばらく良かったこともあり、観客動員はMLBの中でも常に上位に位置していたと記憶している。そういった意味では大箱を作ったことは成功だったのかも知れないが、ここ数年はチームの成績とともに観客動員が落ち込んでいると聞く。





ちなみにマリナーズはかつてキング・ドームを本拠地として使用していたが、こちらが完全密封式ドーム、天然芝、おまけにNFLのシーホークスとの共用スタジアムであったことを考えれば、今がチームとファンにとって格段に良い環境なのはいうまでも無い。














尚、キング・ドームは決して「王様ドーム」ということではなく、辺りがKing County(キング郡)に属していることからそう命名されただけの話。99年を最後に爆破解体され、跡地にはシーホークスの本拠地、クエスト・フィールドが建設された。遠目から見ると、お隣のセーフコと外見がソックリ。左の白いのがクエスト、右の黒いのがセーフコ。 拡大するとお分かり頂けるだろう。



















シアトルは天気があまり良くないというがが、開閉式の屋根がついているので雨天中止の心配もご無用。福岡のYahoo!Japanドームや、トロントのロジャースセンターなど、開閉式の球場はいくつも存在するが、あれらは「ドームの屋根が開く」という印象であるのに対し、セーフコはその逆。可動式の屋根がついている事すら忘れてしまうくらい開放感があり、他の屋根無し球場と比較してなんら遜色はない。 



球場の背面(センター後方)に、列車の線路をまたぐように屋根が待機している。横から見るとこんな感じ。列車のパオーンという汽笛は試合中も度々響き渡り、これはNHKの衛星中継でもおなじみである。








       続く。

2008年1月7日月曜日

Ever Green State (その2)

まだまだ球場までたどり着くには時間がかかる。



シアトルのあるワシントン州はエバーグリーン・ステイトと言われるだけあって、自然のスケールが半端ではない。小ぶりなダウンタウンこそ都市を形成しているが、車で20分も走れば果てしない緑の森が続く。











さらにフェリーでオリンピック半島まで渡れば初夏でも雪がまだ残っているし、そこら辺にシカがいたりする。ゴルフ場を探すのにも苦労はしない。


 

 







大自然の魅力と洗練された空間の共有こそがシアトルの魅力であり、時間がある方はこのギャップを楽しんで頂きたい。




カップルで行くなら是非夕食はCanlisへ。デカは残念ながら女性と行ったことは無いが、相当ロマンティックなレストランである。高価なワインさえオーダーしなければ金額もアホみたいに高くないし、プライスレスな時間を保証してくれるはず。行かれる際は是非窓際の席を予約されたい。かの弓子夫人も大のお気に入り(らしい)。 大推薦。




宿はもし良いトコをお探しなら是非グランドハイアット・シアトルへ。他都市より値段はリーズナブルだし、マリナーズの対戦チームの常宿と決まっているのでロビーで選手がウロウロしてることも多々ある。



いよいよ次回は球場に向かうつもりなのだが、道中にあるアンダーグランドツアーというものも紹介しておこう。実はシアトルには地下都市が存在していて、かつてはそこが地上1階だった。つまり現在の1階は2階にあたるというわけ。















昔シアトル中を巻き込んだ大規模な火災があって街を復興する際に、街の上に街を作ってしまったらしい。また、当時の治安が最悪に悪かったために、いっそゼロから作り直そうということだったようだ。かくして平和でクリーンな現在の街が誕生したのだとさ。




特にこのツアーは球場近くでもお目にかかれるので、暇つぶしに是非。




続く・・・

2008年1月6日日曜日

Ever Green State (その1)

僕の祖父は大の野球好きにも関らず、今までメジャーリーグの試合を生で見た事が無い。そこでデカは今年の夏にじいちゃんをボールパークに連れて行く計画を立てることにした。



どこに連れて行こうかと現実的に考え始めたら、すぐにセーフコ・フィールドだと思った。あとは好カードを狙って予定を組もうかと。



なぜか。


















イチローの存在は言うまでも無いが、球場やファンの雰囲気も素晴らしく、シアトルの街も含めて、非常に日本人にとって快適な旅ができるハズだからである。特に老人や女性にとって。




日本から最も近いアメリカの都市(もちろんハワイやアラスカを除く)なので、東海岸と比べたら半分くらいの距離に感じる。野球だけ見るならシアトル2泊4日でもいいし、他に寄りたいのであればバンクーバー、サンフランシスコ、LA、ハワイなんかに周遊チケットで飛ぶのもアリである。



そこまでしなくても・・・という人にはシアトルのシブい観光スポットを紹介しよう。



はて、シアトルと言えば!?昔ならスペースニードル、今ならスターバックスか。
















スタバ1号店はダウンタウンのパイクプレイスマーケット(魚市場)の中にあるので散歩がてら是非チェックされたい。観光客でごった返しているはずだが、1号店限定マグカップはお土産にも最適である。ロゴがおなじみの緑ではなく、茶色なのでちょっとした話のネタくらいにはなるかも。















ちなみにパイクプレイスマーケットは魚屋のおっさんが魚を豪快に投げることで日本でもおなじみ。



スタバといえば今や世界的な巨大企業だが、他にもタリーズ、AMAZON、マイクロソフト、ボーイングなどがシアトル発である。



特にボーイングはかつてシアトル市民の約3割が関係者というくらい影響力があったそうで、本社がシカゴに移転したときは相当の衝撃だったそう。それでも今も超巨大な工場(自社空港付き)は稼動しており、同社の工場見学のツアーは人気を博している。




ちなみにエディ・バウワーもシアトル発祥であり、アウトドア好きはダウンタウンにある巨大なショップを訪れていただきたい。




もう一つシアトル在の優良企業を挙げるなら。そう、ニンテンドー・オブ・アメリカである。長らくここを北米の拠点に活動してきた任天堂(と山内博氏)が後にマリナーズのオーナーになるのである。この話はまたいつか。




続く・・・

2008年1月5日土曜日

ハネムーン 

と言っても、もちろん僕ではない。


先日結婚したばかりの某親友から一通のe-mailが。


なんでも来季シアトル・マリナーズの開幕戦@セーフコ・フィールドを彼のハネムーンの旅程に組み込みたいと言うのだ。


まさに野球好きの鏡。


そこで本ブログでは今後数回に渡り、シアトルとセーフコ・フィールドの魅力についてダラダラと書いていきたいと思う。


(尚、支障は無いはずだが本人の了解をとっていないため、当人の名前は伏せておく。察しがつく人はいるだろうが。)


続く・・・

2008年1月1日火曜日

謹賀新年


明けましておめでとう御座います。


本年も野球と野球刑事とDJ SOXを宜しくお願いします♪