2009年10月29日木曜日

進化

野暮用があり、久々に神保町のエスポートミズノに足を運んだら、こんなものを発見した。

























ミズノのランドセル。




素材はグローブと同じ皮を使用しているらしく、ランバードの刻印も。 ほんの一瞬、萌えた。






















値段は確か5、6万円程度。




高いと思うかか安いと思うかは、その人次第ですな。(でもランドセル自体、どこで買っても安くはないもんだよね。多分。)




期間限定らしいすよ。




とか言ってたら、ナイキも出してるらしい。



















                                                                    
コッチもしっかりSWOOSHが。




























値段はやはり5、6万円だけど、こっちは人工皮革だろうな。でも肩とか、背中の部分にエアとか入ってたらアツいよね。でもいらねえか、そんな機能。



知らないうちにランドセルも進化してるのね。



でもスポーツメーカーがこぞってランドセルって、何かおいしいマーケットなのかな?

2009年10月26日月曜日

永久欠番 (その4)

日本よりも選手の移籍が頻繁に行われるメジャーリーグにおいては、複数球団で活躍した選手が、複数球団で永久欠番を認められているケースがある。これは日本には無いケースだ。



例えばだが、



ノーラン・ライアンはエンゼルス、アストロズ、レンジャースの3球団で。


ハンク・アーロンはブルワーズ、ブレーブス。


グレッグ・マダックスもカブス、ブレーブスで、





















                 
                                                さらに『ミスター・オクトーバー』こと、レジー・ジャクソンも、アスレチクスとヤンキースの2球団で欠番認定を受けている。




どうもレジー・ジャクソンは”ヤンキース出身”の印象が強いものの、彼の21年に渡るキャリアのうち、ヤンキース在籍はたった5年に過ぎない上、晩年はエンゼルス、アスレチクスに移籍し、そのまま現役を終えている。























                                          

またヤンキースでは、1シーズン61本塁打の記録を長らく保持していた、ロジャー・マリスも晩年はヤンキースを去ったにも関わらず、ヤンキースで欠番認定されている。




他にも例はいくつもあるのだが、要は名門ヤンキースでさえ、個人の実績を第一に尊重し、ヤンキースで現役を終えられなかった者に対しても、欠番を用意することがある、ということ。




メジャーの場合、チームによって明確な欠番の基準・条件があるとこもあるが、それらは大きく分けて3つ。




① 球団在籍年数が△年以上であること(一般的には10年)。

② 野球殿堂入りしていること。

③ その球団で現役を終えていること。



③に関しては上記の通り、近年ではこだわりが少なくなってきており、ほぼ関係なくなっているのではと思う。(もちろん先述の通り、日本のプロ野球界では、未だに最も大きなファクターの1つと位置づけられている。)



むしろ①や、②の方が重要視されており、1つの”基準”として設けるであれば、分かりやすいといえば分かりやすい。



ただ、殿堂入りの投票自体、新聞記者が行うものであり、それはそれで地元ファンの気持ちを汲み取りきれるかといったら、疑問もあるのだが。




あとは、昨今の薬物汚染により、マグワイア、ソーサ、ボンズなど、殿堂入り自体が疑問視されているプレーヤーは、同時に欠番認定されることも難しいのでは。ということも想像に難くない。




”準永久欠番”や、”エクセレントナンバー”とか言って、いわゆる欠番予備軍(一時預かり)みたいのもたくさんいるが、そんなのと合わせて今後彼らの行方を追っていくのも面白いだろう。




記憶に新しいとこだと、マリナーズのエドガー・マルチネスや、ヤンキースのバーニー・ウィリアムズとか。























                                                                       

日本で言うところの古田の27、松井の55なんてその類かと思っていたが、ヤクルトは横浜から移籍してきたばかりの相川にあっさりあげようとしちゃうし(結局本人は固辞)、巨人に関して言えば、ご存知松井の55は既に大田泰示のものだ。




彼らを欠番にするかどうかの議論はおいといても、そんな簡単に譲っていいものかと、思わなくもないが、いかがなもんだろう。




一方では何でもかんでも永久欠番にすれば良い、というワケではない。”代々受け継がれていく背番号”というのもそれはそれで一つの魅力があると思うし。



例えば、巨人の背番号18を背負う若者が現れる日が来るだろうか、なんて。























                                   

                                                                                                

野球選手にとっての背番号って、ある意味その選手の顔であり、また番号の多様性や、ファンの思い入れってのは、他のスポーツにはナカナカ無い文化だと思う。




これからもこのステキな文化を守りながら、球団にとって、ファンにとっての背番号のあり方を真剣に考えることが出来る、マトモな球団幹部が出てきて頂きたいものだ。



決して個人個人の”交渉の材料”として、背番号や欠番が取り上げられ、議論されることなんて許されない。と、楽天とノムさんのスッタモンダを見て思った次第である。



なかなかハナシがまとまらず、長々と書いてしまったが、意外と好評だったのでまたいつか続編を書きたい。。。

2009年10月20日火曜日

永久欠番 (その3)

一度ハナシを日本に戻そう。



現在日本で”正確な永久欠番”として認識されているのは、下記の13人(認定年順)。”正確な”というのは、”準欠番や”、”欠番扱い”のようなものはココから外している。

  • 沢村栄治    巨人 「14」
  • 黒澤俊夫    巨人 「4」
  • 藤村富美男   阪神 「10」
  • 西沢道夫     中日 「15」
  • 服部受弘     中日 「10」
  • 川上哲治     巨人 「16」
  • 金田正一     巨人 「34」
  • 村山実       阪神 「11」
  • 長嶋茂雄     巨人 「3」
  • 山本浩二     広島 「8」
  • 衣笠祥雄     広島 「3」
  • 吉田義男     阪神 「23」
  • 王貞治       巨人 「1」



名選手あり、あまり馴染みのない感じの選手も何名かいるが、これら全員には共通している点が2つある。






















                                      

                                            

1つは、「全てセ・リーグの球団」であること。




これまでパ・リーグで認めらていた永久欠番は、球団の身売りや消滅に合わせて、全て消滅してしまった。例えば、西鉄ライオンズの大下弘、稲尾和久、中西太。近鉄バッファローズの鈴木啓示。
















                                   

                                                こういうのって、新しい球団が引き継いで欠番認定すればいいのにと思う。そうすることによって若いファンが欠番に興味を持ち、先人の偉大な記録やエピソードを学べるってもんだと思うけど。


でないと過去の名選手達が歴史に埋もれていってしまう。




”カネヤンの私物”と揶揄されている『名球界』は、ゴルフコンペばっかやってないで、そういう運動も率先して企画すればいいのに。






















さて、上記欠番の2つ目の共通点は、、、



皆、「その(欠番を付与されている)当事者球団で引退をしている」ということ。



なんだそんなこと、とお思いの方もいらっしゃるだろうが、これが意外に欠番認定にとって厄介な条件なのだ。と僕は推測する。




例えば、初代300勝投手/ビクトル・スタルヒン、プロ野球史上2位の勝ち星350勝の米田哲也、320勝の小山正明、歩く伝説/江夏豊、600本塁打の野村克也、3000本安打&500本塁打のハリヤン、三冠王3度の落合博満。。。



いずれも圧倒的な成績と数々の伝説を残しながら、永久欠番認定されなかった名選手達である。



まあ、理由は色々あるんだろうけど、これら全員に共通する点で、メインで活躍した(成績を残した)球団を、現役の晩年で去っていることが指摘できる。

                                                                    

例えばハリヤンは現役のほとんどを東映フライヤーズで過ごし、晩年巨人に移籍、その後ロッテで現役を終えている。ハリヤンが巨人で引退していたら、、、欠番の可能性もあったかもしれない。


















(当時は在日の云々を指摘する声もあったらしいが。それだったらカネヤンも一緒なんだけど。)



また、米田、小山、野村、落合、いずれもしかり。落合がロッテや中日でキャリアを終えていたら?






















                                                                     

江夏は晩年、優勝請負人と呼ばれ、球団を渡り歩き、引退後も覚せい剤の件等々もあったが、現役を阪神一筋で終えていたら。可能性はあったかも。(とにかくこの人は伝説には事欠かない。)





















 
ただ、阪神一筋で現役を終えた4代目ミスタータイガースこと、掛布は今日現在認定されず。尚、同じく3代目ミスタータイガース・田淵は晩年は西武に移籍した。



初代ミスタータイガースの藤村と、2代目ミスタータイガースの村山がいずれも欠番認定受けているのを見ると、ちょっと気の毒か。



一方、勝ち星の約9割を国鉄時代にあげながら、晩年巨人に移籍したカネヤンは、結局巨人で欠番認定を受けている。



まあ、カネヤンの場合は記録がデカ過ぎるのと、国鉄が既に消滅しているので、例外的かもしれないが、やはり日本人は義理を重んじるのか、欠番対象選手には『純血・一筋』を好む傾向にあるのだろう。




そういう意味では広島の大野豊や、北別府学なんか、球団にとって功労者だと思うけど。また、ドラゴンズ一筋で今季限りで引退を表明している立浪に欠番を!というドラファンの心理も理解できる。(立浪は打撃3部門でのタイトルには無縁であったが。)




でも、とっくに一球団一筋でキャリアを全うする時代って終わってると思うし、それが欠番認定の難易度を上げてしまっていると思うのだが。しかし逆に考えると、それ故にそれが欠番の価値を高めてるという見方も出来る。



その点、チームの移籍が日常茶飯事なメジャーリーグにおいて、アメリカ人は考え方が合理的なのか、一人の選手が複数球団にまたがって永久欠番を保有してるケースってのも存在する。次回はその辺のハナシから、まだまだ続く。。。

2009年10月15日木曜日

永久欠番 (その2)

そもそも永久欠番の始まりってのは、NYヤンキースの背番号4、ルー・ゲーリックからである。


”アイアンホース”と呼ばれた鉄人、ゲーリックが不治の病にかかり、引退を余儀なくされた時に、「これからもチームのずっとそばにいられるように」というエピソードから。1939年のことだ。


ちなみに野球の背番号ってのは大昔は無いものだったらしく、歴史上初めて”背番号の制度”を取り入れたNYヤンキースが、打順の通りに選手に番号を与えていったのが始まり。


だから4番を打っていたゲーリックが「4」で、3番を打っていたベーブ・ルースが「3」なワケ。














                                             
                                             
                                             
                                                                       
その後、いつしか打順の通りに番号を与えるという風習が無くなり、バラバラの番号を選択するようになった。

                                           
 
高校野球では、(原則)ポジション順に背番号が与えられていくけど、それはそれで全然別のハナシ。


さて、皆さんご承知の通り、NYヤンキースといえば最も多くの永久欠番を抱えている野球チームとして名高いが、現在一ケタの空きは2番のデレク・ジーターと、6番のジョー・トーリ(全監督)のみで、いずれ両方とも欠番になる見通し。



















                                                                     
                                                                     
コレくらいは最低でも暗記出来るように、ちょっとおさらいしておこう。

  1. ビリー・マーチン
  2. (デレク・ジーター)
  3. ベーブ・ルース
  4. ルー・ゲーリック
  5. ジョー・ディマジオ
  6. (ジョー・トーリ)
  7. ミッキー・マントル
  8. ヨギ・ベラ/ビル・ディッキー
  9. ロジャー・マリス

確かに、泣く子も黙るラインナップである。さらに二ケタも、ドン・マッティングリーや、レジー・ジャクソン等々、計17名がヤンキースにおいてその栄誉を手にしている。                                       

                                                                    

尚、ヤンキースの8番はベラとディッキーの両名に与えられている永久欠番で、同一チームの同一番号が複数名に欠番として与えられるケースというのは日本には無い。


あと42番のマリアーノ・リベラも欠番認定されるかもね。


いずれにしろ42番は有色人種初(黒人初という表記は語弊を感じる)のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号として、MLB全チーム共通の永久欠番とされているため、リベラ引退後には二度と42番をつける選手は出てこない。













 

                                                
                                                 
                                                                     
だから日本に来た助っ人外国人が42番を付けたがる。ってのは以前も話したけど。












                                                    
                                          
                                            
                                          
なにはともあれ、今後リベラが欠番認定されれば、これも同一チーム、同一番号というレア・ケースになり得る。興味深く見守っていこう。


一方で、マリナーズ、ロッキーズ、ダイアモンドバックス、ナショナルズなどの”新興チーム”は、まだどの背番号も永久欠番認定していない。


マリナーズの永久欠番第一号にふさわしいのは「24」、ジュニアで決まりだろう。心からそう願っている。




















                                                                     
                                                                     
あとイチローの「51」にも期待したい。日本人がメジャーリーグの永久欠番を手にするチャンスなど、僕が生きている間にはお目にかかれないと思う。



今思えば2001年の春、日本からやって来た若者がいきなりマリナーズの51番を要求した際、シアトル市民の反発は物凄いものだった。                                                
                                                                           
     

だって、マリナーズの51番は長らくランディ・ジョンソンのものだったから。                           
                                                                      















まあ、その後のイチローの活躍は言うまでもなく、1、2年経ったら誰も文句言わなくなったけど。



以前シアトルの地元紙の記者が「51」は、ランディとイチロー、どっちのインパクトが強いか?という、面白いアンケートを行っていたことがあるが、軍配はイチローに上がっていたのを記憶している。




そういやイチローのメジャーリーグ・ルーキーイヤー、2001年にシアトル・セーフコフィールドで行われたオールスターゲームで、新人史上最多のファン投票を集めて登場したイチローが、マウンド上のランディ(同時アリゾナDバックス所属)から初打席、初ヒットを放ったシーンは、まさにシアトルの野球ファンにとって、新旧のスターが入れ替わった瞬間だったのかも。




因縁を感じるな。




やばい、ハナシが止まらん。まだまだ続く。。。

2009年10月13日火曜日

永久欠番 (その1)

いやいや、モメてますね。



ノムさん。


まあ、辞めるのが良いのか、辞めない方が良いのか、ココではそんなムダな議論はしないが、今回の問題に関して言えば、ここまで監督に発言権を持たせてしまった球団(フロント)に責任があると思う。




もともと弱小過ぎて、スポーツニュースや新聞で話題にも上らないような楽天が、ノムさんの発言が唯一メディアに取り上げられやすい”おいしいネタ”だったがために、フロントとしては自由に泳がせていたのだと思う。



しかしながら、あれよあれよという間に楽天がクライマックス進出を決めて、ますますメディア露出が増えて、前にも増して強力な発言力を持ったノムさんが、監督続行に色気を出して、自分が悲劇のヒーローになりすまし・・・



そんな寸劇にアホなマスコミと、報道を鵜呑みにしたファンが踊らされているだけのハナシである。



そもそも3年契約+1年延長で、今季で契約終了が規定路線だったハズなワケで、球団の主張はそこまでおかしくないと思うけど。



ただ、選手が死ぬ気で闘っている中、来シーズンの監督人事が表に出たり、星野と球団幹部の会食が週刊誌に抜かれているようでは脇が甘いとしか言いようが無い。甘すぎる。



これにはファンに対して誤解を与えかねず、フロントへの不信感が募るのは当然の結果。



んで、焦ったフロントは取ってつけたように、名誉監督のポストを用意するだの、19番を永久欠番にするだの、付け焼刃的な方策で自体の収束を狙っているようだが。。。



大体、名誉監督とか、終身名誉監督とか、シニアディレクターとか、監督でもGMでもない”名誉職的”なポストを最近になって突然ゴテゴテ作り出して、あれ何なんですか。ましてや一茂の球団代表補佐って。ナニ。



ミスターや、王監督の偉業を否定するつもりは全くもって無いのだが、プロスポーツのチームって、特定の誰かや企業の為にあるのではなく、地域やファンの公共物として存在すべきなんだから、そんな名誉職なんて何の為にあるの。。。と思うのだが。



ただし、突出した成績や、貢献を残した選手・監督が唯一そのチームに永遠に名を残す事ができる方法が、「永久欠番」というシステムなのだと思う。



今日現在までで、日本のプロ野球で「プレーヤーとして」永久欠番を与えられた人は、7、80年続く歴史の中で、たったの13人だけ。そのうちパ・リーグには今日現在1人もいない(大きな理由の1つとして球団の身売り等によって、球団自体が消滅したことがあげられる。)



楽天が創設から間もない、超弱小球団だったとしても、リーグの2位に食い込んで、クライマックスの地元開催にこぎ付けたくらいで、永久欠番に値する偉業かというとちょっと疑問である。



これから楽天はリーグ優勝するかもしれないし、日本一になるかもしれないので、現時点ではなんともいえないが、フロントがちょっと騒動を落ち着かせたいが為の苦肉の策としか僕に思えない。



ただ、ノムさん的には永久欠番に関しては多少執着するのでは?と想像する。



そもそも現役時代に活躍した南海ホークスは消滅しちゃって球団自体がないし、球団が存続されていた頃ですら、「野村に欠番を」という意見は無かった。あれだけの圧倒的な実績を残していながら。。。



その辺りのハナシはココでは書きたくないので、各自ネットやらでお調べいただきたいが、要は球団の私物化や、サッチーの越権等々で、相当にコジれ、晩年は追われるように南海を退団した。といわれている。



今考えても、楽天におけるカツノリの起用・人事から、先日のサッチーのトホホな始球式など、公私混同ともとれるエピソードは多々ある。



そもそも”ボヤキ”といってマスコミにもてはやされている、毎回個人を名指しで中傷したり、エコヒイキするような言動は個人的にはあまり好きではないし。(それによって発奮する選手もいるのかもしれないけど。)



一方で、ノムさんのこれまでの実績や、手腕が球界に与えたインパクトや影響は、唯一無二、素直に素晴らしいと思う。



ただ、ソレはソレ、コレはコレ、なワケで、ただ感情論とマスコミの主観で脚色された報道に一喜一憂する国民に疑問を感じるし、それを姑息な手で収束させようとする球団フロントが幼稚すぎる。



名誉職に関してはこの際好きにしてもらいたいが(当事者が他界したら多分無くなるものだし)、永久欠番ってある意味ファンや、球団の未来と半永久的に共有されるべきものなワケで、そんな簡単に(パ・リーグ2位を1回達成したくらいで)あげちゃっていいの?て思う。 それとも僕の感覚がオカシイのだろうか。



てなワケで、次回以降は少し永久欠番について造詣を深めるべく、ハナシを進めて行きたいと思う。

2009年10月7日水曜日

秋のシアトルは、、、

すでに寒い。























午後8時を回ると、ようやく夕暮れ時に。                                                                                           



















3階席から夕焼けを拝む。




















野球そっちのけで、ダウンタウンのスカイラインを望みながら、語り合う(たぶん)恋人たち。。。エリオット湾からの潮風が微かに香る。




















西城じゃない方のヒデキと、マドンナのカレシ。                                                                            



















シアトルではめっぽう嫌われている。                                               



















ヤンキース・AJバーネットに対する、イチロー。この試合の最終打席、リベラから逆転サヨナラHRを放ち、現人神に昇華されました。                                                     



















ジュニアは今年で見納めになってしまうのか。。。                                             



















その姿を懸命に脳裏に焼き付けた。                                                       


















けなげに出番を待つ子分たち。                                                               




















当日、球場でギブアウェイされたイチローTシャツでキメる地元キッズ。




















試合終盤、珍しく屋根が閉じ、なぜか萌える。




















屋根萌え。



























鉄骨が、カッコ良くない?




















一年間、ありがとう。。。また来年戻って来たい。
















2009年10月5日月曜日

雑談。

クライマックスシリーズ(以下CS)がプロ野球の両リーグで採用されてから3年(パでは2004年から)、ダサい名前はともかくとして、開催の意義や、ルールの整備など様々な議論が行われてきた。



ただ、ファンやマスコミの盛り上がりを見ると、まあやって良かったのではと思う。



だって今年なんて、巨人が10ゲーム以上も差をつけてぶっちぎって、シーズン終盤がほとんど消化試合になるとこだったのに、CSのお陰で、いまだに阪神やらヤクルトやら競り合って盛り上がってるし。



楽天だって、リーグ優勝が無理だったとしても、CS進出でドンチャン騒ぎだし。
プロ野球にせよ、メジャーリーグにせよ、機構やリーグ側がペナントレースの行方やシナリオまではコントロールできないにしても、「最後までファンがアテンションし続けられる仕組み作り」っていうのは、それぞれ主催者側に架せられた最大のミッションだと思う。


まあ、野球に限らず、どのスポーツのリーグでもだけど。


あと、「戦力の均衡化」。


これらがリーグ主導で、最も大きな成功を治めたのがNFLで、本ブログでも何度か取り上げている通り、最近はMLBでも成果が出ている。


逆に資本力がモノを言わせる欧州のサッカーリーグでは、色々この辺りのハナシが揉めてますね、最近。



どっかのチームが”選手の独禁法違反”とかなんとか言って。


結局WBCや高校野球見てて熱くなれるのは、「負けたら終わりのトーナメント」だからなワケで、長いシーズンを戦うプロ野球やJリーグの主催者側には、今後ともファンの興味を引き続けるスキームを模索して頂きたい。



あと、昔はこの時期になると、既にシーズンの優勝チームが決定した後の、消化試合の中で個人タイトル争いで各地で欠場や敬遠合戦が繰り広げられて、ウンザリしてたけど。


CS進出や順位を掛けて、最後まで真剣に戦う試合が増えてきたから、それがあまり目に付かなくなったようにも思える。


これが個人的に感じる、もう一つCS導入のメリットかと思う。


まあ、このハナシと関係ないのかあるのか、分からないけど、今朝衛星でレイズ対ヤンキースが中継されていたが、この試合は両チームにとって、今季のレギュラーシーズン最終戦であった。


今日現在、レイズのペーニャと、ヤンキースのテシエラは、ホームラン39本同士でタイトル争いのトップタイで並んでいた。


ペーニャは9月頭の地点で39本のホームランを放ったまま、ケガで今季絶望となっており、2位のテシアラが追い越して単独の本塁打王になるのが時間の問題と思われていた。




しかし、テシアラは結局ペーニャに1本ビハインド(38本)のまま、レイズとの最終3連戦を迎えた。




既にリーグ優勝を決めたあとのヤンキースと、プレイオフ進出を逃したレイズの、いわゆる消化試合だから、レイズとしては後はペーニャの単独本塁打王を守るべく、テシアラを全打席敬遠に、、、



となりそうなものだが、レイズはテシアラに真っ向勝負を挑んだ。



結果テシアラは昨日1本ホームランを放ち、今日も勝負されたが結局タイのまま、2人仲良く39本で、揃ってのタイトルホルダーとなった。


中々見ごたえのある勝負であった。


しかし丸々1ヵ月休んでホームラン王になったペーニャはスゴイけど、39本でタイトルって一時期に比べて低水準だよね。(ちなみに去年のア・リーグホームラン王はタイガースの若き主砲、M・カブレラの37本。)


やっぱステロイドの云々以降、急激に、そして明らかに本数が減っている。


まあ、クリーンになりつつある証拠なのだろうか。


なんていい気分で終わりたかったが、昨日、意図的にリリーフでセコく勝ち星を挙げた中日の先発投手がいたな。


そりゃゴンザレスは怒るし、館山も気の毒だ。


とは言っても監督の落合自身も現役時代はタイトル争いで、敬遠に泣かされた打者の一人だったな。


まあ、ただこういう”しきたり的”な負の連鎖はどこかで断ち切って頂きたいところである。


なんだか取り留めの無いハナシになってしまったが、いずれにしろ、10月は昼夜野球漬けの覚悟で、日米のプレーオフを堪能していきたい。