2011年1月25日火曜日

NYもうひとつの新球場 (その1)

相変わらずTVやスポーツ新聞は連日、佑ちゃんとジリサワの話題で持ちきりなんで、久々に野球場のハナシでもすることにしよう。




個人的に大きすぎる期待を込めて訪れた、シティ・フィールド。(尚、基本的な事は以前の投稿を参考にして頂きたい)。





ボールパーク界の独禁法こと、HOK(現POPULOUS社)による斬新、かつクラシックなデザイン。




エベッツ・フィールドを模して造られた外観。




ブルックリン・ドジャースやジャッキー・ロビンソンをオマージュしたコンセプト。





全てが完璧なハズだった。。。


                      

                        

                          

                            

なのに不思議と、いまいち強いインパクトを受けなかったのはなぜだろう。





自分が新しいボールパークに慣れてしまったから?





HOKのお約束な演出に飽きたから?





同じ年にオープンしたヤンキースタジアムにゴージャスさが劣るから?





ネーミングライツを獲ったシティバンクが公的資金を注入され、「納税者フィールド」に改名しろと陰口を叩かれたから?





開場以来、大金をつぎ込み選手補強を続けるチームが体たらくを続けているから?





理由はいまだに分からない。でもこの球場がデカに与えたインパクトはさほど大きくなかった。





どっからどう見ても素晴らしい造りなんだけどな~





自らその謎を解明するために、記憶を手繰っていきたいと思う。この投稿を終えた頃には、やっぱ良い球場じゃんって結論になるかもしれないし。





かつてブルックリンに存在した、エベッツフィールドをまんま世に生き返らせた、美しい外観。                                                       






















近代的でアグレッシブなデザインのエントランス。奥にはジャッキー・ロビンソンの全球団共通欠番、「42」のモチーフが見える。






















デカは入場して直接球場内のレストランへ向かった。シックな内装は、一瞬ココが野球場だと言う事を忘れさせる。





































基本的にサラダ、パスタ、ステーキ、など何でも食せたが、一番嬉しかったのはNY地ビールの代表格、『ブルックリンラガー』をオーダー出来た事である。
















                            

                          

                           

                         

                        

                         

                         

                          

食事を終え、再びエントランスを覗くと、続々とやって来るお客さんの姿が。



















                              

プレーボールはもうすぐである。

2011年1月21日金曜日

一念発起

年も明け、ようやく落ち着いてきたことだし、「今年は何か新しい取り組みを」ということで、これまで頑なに目をそむけ続けてきたフェイスブックと、ツイッターを始めてみることにした。



ツイッターは、本ブログに早速同期(画面右サイド)させてみたので、本文の遅い更新の合間に、暇つぶし的に覗いて(もしくはフォロー)頂ければ幸いである。 @ yakyudeka



フェイスブックの方は実名&写真公開のため、ブログ、ツイッターとのリンクは仕事的にもマズいということで、単独で走らせる事にしている。 アレは実名でサクッと検索されるから、怖いな。



つまり、ブログ&ツイッターはこれまで通り、どーでもよく、くだらない内容で。



フェイスブックは比較的、お行儀よく、当たり障りない内容で進めていきたいという事だ。



いつまで続くかわからんが、とりあえず気楽にやっていきたいと思う。

2011年1月12日水曜日

2010備忘録 (その5) グッバイアナハイム

エンゼルスタジアムについては以前も書いたことがあるが、昨年の訪問に際して追記したい。



2009年には『ESPN』により、アメリカ4大スポーツの全122チームのうち、”ベスト・フランチャイズ”に選出された同チーム・同球場だったが、どうも昨年はツイてなかった。



やれハンターが問題発言をしただの、サヨナラHRで祝福されたモラレスが骨折しただの、松井が期待通りの活躍をしてくれなかっただの、”ベスト・フランチャイズ”に見合った話題は決して多く無かった。




それでもココの球場は居心地が良かった。9月に訪れた時はマリナーズ戦であったが、日本人観光客の姿も数多く見られた。



皆こぞってチームストアで松井の55番のユニフォームを探していたが、スタッフいわく、8月に売り切れてから増産はしていないとのこと。思えば既にこの時から、松井とは来季契約しないという方針が決まっていたのだろう。。。



























































































そういえば以前、球場の周りには何も無い。と断言したが、よくよく車を走らせれば、大型のショッピングモールや、ラグナビーチ、ニューポートビーチ(OCの舞台となった)など、ユルい観光スポットはたくさんあったし、何よりカラッとした青空が最高に気持ち良かった。



来季から松井と入れ替わるように、高橋尚成がエンゼルスから2年契約を勝ち取ったが、しばらくアナハイムに用事は無くなりそうである。ひとまず別れを告げて、またいつか戻って来たいと思う。





尚、試合後に球場の照明を落としてから行われる花火大会は、さすがディズニー仕込みと唸らずにはいられない。他の球場とは一線を画す迫力であった。もし訪問の予定がある方は、事前に花火の予定をチェックすることをお奨めしたい。

















































その後、LAから飛行機を乗り継ぎ、キューバに侵入し、現地の野球情勢をリサーチする予定だったが、出発直前まさかの航空会社の破たんにより欠航となり、結果的にカンクンで油を売って帰ってきた。


































こちらの空もまた、奇跡的な青さであった。

2011年1月6日木曜日

2010備忘録 (その4) イベントの7月

結局2010年を振り返る前に、2011年を迎えてしまった。。。



今年も気が向いた時に更新して行きたいと思うので、時々覗きに来て頂ければありがたいと思う。



さて、ワケあって昨年は6月末まで野球禁断生活を送っていたのだが、ようやく7月に出かけることが出来た。



まず最初に向かったのはおなじみのシアトル。
















                                  
                                
                               
                               
                                
                             
                               

全く余談だが、ちょうど観戦した7月10日と11日のマリナーズvsヤンキース戦は、史上初の3D映像による野球中継が試験的に実施されたゲームであった。                                      
                                                                       
近い将来、3Dの野球中継がスタンダードになっている時代が来るかもしれない。もしそうなれば、ちょっぴり歴史的なタイミングに出くわせたかもしれないなと、ふと思った。                                  
                                                                    
しかし実際の映像は”飛び出る”というより、”奥行きがある”という印象であった。見ていて非常に疲れるので、個人的にはうーんという感じ。






                               
                           
                             
                               
                             
                            
続いてホームランダービーとオールスターゲームが行われるアナハイムに向かった。














                              
                                
                                   
                                                                     
HRダービーのチャンピオンに輝いたのは、最近めっきり影の薄くなったビック・パピーこと、デイビッド・オルティズ。まだまだ若いし、頑張ってもらいたいものである。











                              
                              
                                
                                
続いて翌日のオールスターゲーム。しかし試合前のイベントはさすがの演出である。
































                                
                              
                               
                               
                                                                     
国歌を唄い、特効をバーンと鳴らした直後に、球場の真上を3機の戦闘機が音速で通過する。まあ、コレを日本でお目にかかるのは無理だな。(下は10年連続10回目の出場となるイチロー。)













                                 
                                 
                                
今年大ブレイクした、ロッキーズ・ヒメネスと対するイチロー。













                                
                                
                               
完全試合、プレーオフでのノーヒッター、サイ・ヤング受賞と記録づくめのハラデ―と、ホワイトソックス・コネルコ。







                            
                              
                             
                              
                              
翌日はロサンゼルスに移動し、ESPN主催の全米最大のスポーツアワード『ESPYS』のイベント向かった。                                                                
                                                                             
6月に行われたワールドカップでの、アメリカ代表の快進撃が大フィーチャーされており、野球ファンの僕にはちとモノ足らないものだった。
                                                                       
                                                                        
開場前のレッドカーペットには、いかにもセレブぽいのがたくさんいたが、正直誰が誰だかよくわからんかった。                                                                  
                                                                       
唯一認識できたのは、黄色のドレスを着た、アンバー・ローズ(蟹江ウエストの彼女)。


















































































最後はフェニックスからセドナに移動し、つかの間の休暇を楽しんだ。