2011年3月24日木曜日

MLB来季展望 (ア・リーグ東地区編)

色々大変な日々が続いているが、来週に迫ったメジャーリーグ開幕への喜びを禁じ得ず、再び筆を取ることにした。





ア・リーグ東地区は悔しいがレッドソックスが盤石である。





オフの目玉であったクロフォードをレイズから、ゴンザレスをパドレスから獲得し、オルティスやドルーといったビッグネームすら、下位打線に控える打線は正直抜け目がない。






















エルズベリーやペドロイアなどの生え抜きも機動力が有り、正直キャッチャー以外穴が見つからない。バリテックは引退間近、レンジャースから獲得したサルタラマッキアがどこまでやれるか。ちなみにSALTALAMACCHIA14文字)はメジャー史上最長の姓の為、「サルティ」で通したいらしい。





先発も、レスター、ベケット、バックホルツ、ラッキー、松坂、ウェイクフィールドと、駒が揃っており、リーグ屈指という評価は否定できない。






但し、故障がちなメンツの為、どこまで計算通りに投げれるか?後ろはパペルボンやジェンクスなどパワーピッチャーが控えており、手ごわい。






続いてはほんとは優勝候補に推したいレイズ。





既に全盛期は過ぎているものの、ラミレスとデーモンというタレントが今年から加入する。2004年にレッドソックスがワールドチャンピオンに輝いた際に中心メンバーだった彼らが揃ってレイズに移籍することを当時誰が予想できただろうか。。。時の流れである。


















アプトンやロンゴリアといった生え抜きのスター候補が絡めば面白い。





昨年ようやく覚醒した左腕・プライスを筆頭に、デービス、シールズの先発陣もまあ計算は出来るだろう。





冷静に考えれば、”メジャー最激戦区”と言われるこの地区で、過去3年で2回優勝してるんだから、「球界のお荷物」と揶揄されていたかつての(デビル)レイズとは、とっくに決別している事だけは間違いない。





尚、本拠地のトロピカーナフィールドは、今やメジャー「唯一」の”完全密封型”ドーム球場となった。新球場の建設計画もとん挫したままなので、こっちも頑張ってほしい。              

                                                 




ヤンキースはせいぜい3位ぐらいがちょうどいいだろう。





オフには獲得確実と言われていた球界最高の左腕リーを逃し、2009年サイ・ヤングのグレインキーはパニック障害を抱える為、品の悪いファンを避けるため、こっちもミルウォーキーに逃げられた(しかし先日遊びのバスケ中に骨折。嗚呼。)



挙句の果てにペティットにも引退を表明され、正直先発の台所事情は苦しい。ダイエットに成功したサバシアは個人的に好きなので応援したい。





テコ入れはガルシアやコロンといった、かつてのスター投手をマイナー契約で獲得したにとどまった。





しかし昨年のセーブ王・ソリアーノをレイズから獲得し、リベラに繋ぐセットアッパーで起用する予定とは、さすが金満球団のなせる業である。





打線に関しては、、比較的若いカノーやテシェーラはともかく、既に晩年を迎えているジーターやポサダにかつての輝きは無く、Aロッドはキャメロン・ディアスの尻を追っかけている始末だ。




















                             
                                  

グランダーソン、スウィッシャー、ガードナー等のわき役の活躍がポイントだと思う。





ブルージェイズは特に話題性が無いものの、突然変異変異を果たしたバティスタが5年契約を勝ち取ったが、今年も孤軍奮闘なるか。























チームは巨額不良債権のウェルズとエース・マーカムを放出し、長い再建期間に取りかかっている。





オリオールズもかつての輝きは無く、自慢の素晴らしいボールパークは閑古鳥が鳴いている。




むしろ最近はフェンウェイパークのチケットを取れないレッドソックスファンに重宝されており、ボルチモアで行われるレッドソックス戦は「逆ホーム現象」が起きている。





超大型捕手と言われて久しいウィタースが伸び悩んでいるため、チームの停滞とリンクしているようでならない。




しかし何気にデレク・リー、ゲレーロといった過去のスターを獲得したので、もうひと花咲かせた日には多少の番狂わせはあるかも。



上原も同様、引退前にもうひと花咲かせてもらいたい。




























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